2000年05月19日
●到着-ツアーじゃない楽しみ
ツアーじゃない楽しみ
「○×ツアーの皆様はこちらに集合してくださぁ~い」登場口を降りて最初に聞く言葉がこれです。 到着客リストの確認後、おトイレタイム。ぞろぞろと「バッゲジ・クレイム」へ荷物のピックアップに向かいます。 「お荷物はありますか?スーツケースに破損はありませんでしょうか? 多少の傷は容赦して頂いて、大きな破損がありましたら、ここでおっしゃってください。」これに対して、だいたい 「傷がついている!」とのたまうお客さんがいらっしゃいます。「その程度は…ねぇ。補償の枠外ですよね。」これで、 また時間がとられる。空港に到着してから、どれくらいの時間が経過しただろうか… 次に、宿泊ホテル順に振り分けられて待機するバスへ。それぞれいくつかのホテルを回るので、運が悪いと 「市中引き回しの刑」 になってしまうことがある。初めてだと、ストリップを見てまわれるわけだから、我慢できるでしょうが、2回目以降は…。 ホテルについたら着いたで、延々と注意事項を聞かされることになる。当然、商売だからオプションの説明も聞かされる。1月の時は、 ラスベガスの見所なんかを説明し出すものだから、私は切れかけました(笑)。なんで、 立たされたまま30分も40分も役にも立たない話を聞かねばならないのか…(と、思ったあなた!もう「個人手配」しかないですね!)
もちろん、帰りの便についてもそれぞれのホテルの客をピックアップして、
マッキャラン空港まで行くので、早くからホテルの前で待たされる。北の方に位置するホテルだと、
朝の4時にホテル前集合というのがあるらしい…(怖)こういう時にかぎって、寝坊するやつが出てくるので、
バスは時間通りに来たためしが無い。30分は覚悟しなきゃならないでしょうね。
マッキャラン空港からホテルへ向かうタクシーの料金は、通常料金に空港利用料金というものが加算されます。 運賃メーターを見ると、「Fare」(運賃)の横にもう一つの表示窓 「Extra」 というのがあって、こちらが空港利用料($1.2)となっています。ホテルから空港へ向かう時には、この利用料は不要となっています。 なぜなんでしょうねぇ~
さて、事前にこの情報は掲示板などで知っていたのですが、金額は知りませんでした。 「空港利用料というのが、あのExtraかなぁ~」などと思いながら、ホテルに到着。 支払の段、その時点で空港利用料金の件は、私の頭の中にはありませんでした…(汗)歳を取ると物忘れが激しくて…(笑) 運賃に$2ほど加算して、渡すと。「空港利用料がいる。俺のチップがない!」とわめき出しました。「はいはい、解ってますよ。 空港利用料だろ!」と追加しようとすると、運チャンは急いでトランクの方へ。スーツケースを降ろしてます(笑)乗る時には、 積もうともしなかったくせに…。チップを要求するには、それくらいしなきャならないと思ったんでしょうか (笑) 言い方がニクソかったので、「チップ込みの代金だァ」と押しとおしてやればよかったと、ちょっと後悔。
2000年05月18日
●最大の難関 ロサンゼルス乗換え
個人手配での最大の難関が、乗換えです。今回、乗換え時間が1時間30分しかなく、 長蛇の列ができる入国審査。入国審査官二人で対応(そのうち一人は、乗務員用窓口。混んでたら臨機応変に増員してよ。 アメリカウエストの登場口でチェックインもしなきゃなんないのに、大丈夫だろうか…。結局、9:45 にロサンゼルスに到着したのに、 アメリカウエストチェックインは10:45でした。ビジネスクラスで早めに出れて、この時間ですからねぇ~。
入国審査を通過して、バゲジクレームで荷物を受け取って、何事もなく税関通過。 NW乗り継ぎなら右手のカウンター荷物を渡すのですが、他社HP(アメリカウエスト)なので、 突き当たりのベルトコンベアに乗っけます。その後、ディスプレーで、搭乗便の「時間」と「乗込みゲート」の確認。建物を出て、 左側に歩いていきます。私達を、追いぬいて026便で一緒だった一人旅の男の人が走っていきました。小耳にはさんだ、会話から 「同じ便」と思っていたのですが、以後この方とは会っていません(笑)ちゃんと乗り継ぎできたんでしょうか?
私達は、無事金属探知機のゲートを抜けて、登乗口へ。アメリカウエストのチェックイン・カウンターの係員の方はすこぶる親切で、にこにこしながら、 「乗りこみは30分後だから、その時にきてね」と丁寧に、ゆっくりしゃべってくれました。もちろん、事前にロサンゼルス空港の配置図を入手し、ゲートを確認するとともに、フラットさん、 オルさんからアドバイスを頂いていたので、準備万端、万全の体制で臨んでいたのでした(笑)でも、 身体中から不安感が発散されていたから、係員の方も丁寧に応対してくれたんだと思いますよ(感謝)。
99年9月に乗ったアメリカウエストの機体は、結構古くて、 縦揺れも激しくてあまりいい印象は持ってなかったのですが、今回は、機体もそこそこ新しくて(新しいというのは言いすぎでしょうけど(汗)) 、乗務員の対応も良かったです。と、言っても2/3は寝ていたんですけど…(笑)。飲み物サービスもいつの間に終わったのか知らなかった…。 ところで、機内で飲み物のサービスの時に出される「ハニーロースト・ ピーナッツ」は結構いけますね。お土産に買ってきたのですが、家で食べてます(笑)でも、 大阪難波のソニープラザにも売っていたのを見つけてしまいました。ガッカリ。せっかく、定番お土産はこれで決定!って、考えていたのに… (泣)今回は揺れも少なく、無事マッキャラン空港に到着したのでした。
●NW機内食の違い
ある口の悪い人は、「ビジネスクラスの食事は一応、 人間が食べる食事と言えるものだが、エコノミーの食事は家畜の餌だ」と言っておりました。こうして並べてみると、確かに、 そのとおりだナと思います。でも、「金出してまで乗れない」(泣)
●NW-雨が降ってきた、GWには愛人を連れて
さすが、GW真っ只中の5月2日、026便は、予約がいっぱいらしく、 ハワイ経由のポランティアを募り出しました。通常、航空会社はキャンセルを見越して、 多めに予約を取るそうですが、GWなんかはキャンセルがあまりでないため、全ての予約者の席を確保できないといったことがおこるそうです。 通常は、ビジネス席やファースト席が空いているため、インボラアップグレードといって航空会社のほうで一定のルールに則って、 エコノミーからビジネスやファーストへと席をアップグレードしてくれることがあります(私達も9月と1月に経験しました。)。 マイレージ使ってアップグレードしなくても、インボラアップグレードができたかもしれません…(泣)日程が許すなら、 ホランティアしてハワイ経由もいいんですけどねぇ~。
どうにか、4名のボランティアが現われ、出発! と思いきや、「 ホノルル経由便にお乗りの方(ボランティアさん達)の積みこんだ荷物を降ろさなければならない」ということで、 30分ほど遅延。ディレイしたら、乗り継ぎ大丈夫かなぁという不安に襲われたのですが、結果は9:45到着。20分も早くつきました。 よかった。よかった。
離陸が近づいてくると、 窓ガラスにポタポタと水滴がつき始め、ゴロゴロと雷まで鳴り出す始末。今までは、ずっと天気に恵まれていたのに、今回は雷雨の中をテイク・ オフとあいなりました。大丈夫やろなぁ~(心配)
とにかく、多かったですねぇ~。往路、通路を挟んだ隣がそのカップルでした。 座席に座って手をつないだりしてるから、私はてっきり夫婦で熟年旅行?なんて思ったんですが、「愛人にきまってるやん!」と嫁さんに一喝されました。まぁ、 確かに年齢差があるようにみえるわなぁ~。でも、うちだって7歳差があるし…
これから始まって、 ベラッジオショップのエルメスでも60前くらいの男性と二十歳くらいの見るからにお水系の女性。この男性が、 日本人店員にいろいろとしょうむないギャグをとばしている。他の店員さん達は白い目(なんともいえない雰囲気でしたね。)
でぇ、私は全く気がつかなかったんですが、 その愛人をらしき女性をつれた男の人達は例外なくシークレット札入れ(って言うんですかね)、 腹巻風になっていて、パスポートとか財布とかを入れるやつを装着していて、支払の段になると、おもむろに、 そこから財布を取り出していたそうです。女性の目は厳しい(怖)。「GWに家族以外と旅行っていったら、(家人に) 解りそうなものなのにねぇ」とは嫁さんの弁。友人に話したら、「夫婦でラスベガスへ行くっていうほうが変だよ。世間一般ではそうだよ」って。 「ふ~ん、私達が変なんだぁ」と妙に納得してしまった私でした…。いえ、「夫婦でラスベガス旅行」に十分満足しております。 不満はありませんです。はい!
●NW-往路だけアップグレード、ラウンジ飛鳥
往路だけアップグレード
今回の個人手配旅行の目的の一つが、マイルを使ったアップグレードだったわけです。 ただ、マイル数(汗)と空き座席との関係で片道のみのアップグレードとなりました (NW0026 KIX 3:55 PM LAX 10:05 AM)。アップグレードとは言え、扱いは通常のCクラス (ビジネスクラス)です。NWのビジネスクラス用のチェックインカウンターでチェックイン。荷物には、 赤いPriorityタグがつけられます(これが付いていると、荷物が優先的に早くでてきます)。ロサンゼルス乗り継ぎ便 (NW4814 LAX 11:39AM LAS 12:39 PM (AMERICA WEST)) との間隔が1時間30分しかなく、ロサンゼルス空港の入国審査の混み具合を考えると、非常に不安になってきます。それは、 さておき、ビジネスクラスですから、出発までの間は、ラウンジが使用できます。
NWのラウンジは、関空北ウイング2階、16番ゲートと14番ゲートとの間にあります。飲み物と軽食が無料で提供されるという話しは事前に聞いていました。 チェックインの際にもらった整理券を持って、実際に行ってみると、「どんなに高級感のあるすごいところだろう」 という事前の期待は見事にはずされてしまったのでした(笑)受付けこそ、2人も係員の女性がいる高級感あふれるものですが、 ラウンジ自身は安っぽい応接ソファが並んでいるだけの薄暗い部屋です。飲み物と軽食のサービスというのも、 ジュースやコーヒーなどのベンダーと缶ビールなどを冷やしているクールボックスが置いてあって、それを勝手に取るだけです。 軽食というのは、クッキーとカップケーキのようなものかな?最悪なのは、セルフサービスになっているせいか、 それぞれの椅子の近くの机は、飲み終わったグラスや皿などが放置したまま。とても、 ゆったりとくつろげるようなものではありませんでした。私達は、15分ほどいただけで、早々に逃げ出したのでした(笑)