●史上最悪のテラッツア@シーザーズ '05Dec
'04Dec報告 '05May報告 過去2回利用しています。 「麺の茹で加減と麺の味は今ひとつであるものの、料理全体の味付けはなかなか良い」というのが、私の評価でした。
テラッツアバーの演奏 | 店 内 |
レストランの前のテラッツア・バーでは毎夜ジャズバンドが演奏をしていて、なかなかの雰囲気。バーの前はうるさいですが、 店内にはほとんど音が聞こえてきません。
年末年始の帰還の際には大晦日のパーティーに出席しないということで、 当日のディナーにテラッツア(イタリアン)を選びました。ところが、当夜の夕食は史上最悪の結果となりました。食い意地の張っている我が家(というか私)は、 食べ物が不味いと雰囲気が盛り下がってしまうとともに、逆に怒りがフツフツと湧いてきます(笑)
利用日が大晦日だったためか、当夜のテラッツアはプリフィクス・メニューで、前菜、リゾット、 メイン、デザートを各々2品~3品から選ばせるというものでした。
前菜をひと口食べるや否や、「不味いぃ~。何これ」パイ風の料理を食べると「キモみたいな味がする。ひどいわねぇ~」 と言いたい放題。だいたい、テラッツアは私と嫁さんの評価が真っ二つに分かれるお店。
「不味い、不味いって言うと、気分が悪いでしょ。自分だってテラッツアに賛成したんだから、ブツブツ言わないの。気分が悪い!」 と私。確かに、美味しくないんですが、「不味い、不味い」と言われると、まるで私が責められているような気がしてきます。
楽しいはずの食事のひと時というのに、夫婦の間に険悪な雰囲気が…。
リゾットに進むと「辛いっ!ライスもポロポロしてるし」とまた文句。「スパイシー・リゾットってメニューに書いてあったでしょっ! スパイシーなんだから、辛くて当然。この味がわからんかねぇ~(確かに辛いだけで、味に深みが無いんだけど…)」
この後、メイン、デザートと料理は続くのですが、もう盛り下がりまくりの気分で、撮影意欲も湧きません。お互いに会話も無いまま、 ディナー終了。「チェック・プリーズ」と言って、請求書を見て我が目を疑いました。
この料理で税抜き一人$125ドルぅ~っ! (驚)二人だと$250。 今回滞在中のディナーの中で一番高い。「えぇ~っ?これで125ドル?」「ぼったくりじゃぁ~」あまりの驚きに、 険悪な雰囲気だった夫婦の間に会話が…(笑)
嫁さんは、「テラッツアで食事をすると、ぜったいに夫婦喧嘩になるから、2度と行かないワ」と申しております。もちろん、 大晦日の利用は絶対にあり得ませんが、ディアボロセット(チキンやロブスタースパゲッティ)はもう一度食べてみたい気がする夫なのでした…。