●ラスベガス(クラーク郡)の売上税が7.75%に!(0.25%アップ)
ラスベガス観光局の「ラスベガスホットニュース」で、ラスベガスの売上税が7.75%に増税されるという記事を見て、 びっくり。
「ラスベガスはどんどん成長して、どんどん儲かっているのに、増税なんて必要なの?」とちょっとニュースを調べてみました。
より多くの警察官をクラーク郡の通りに配置するために売上税の税率アップ案が委員会を通過した。委員会は、 成長し続ける街における警官の増員のためのビル・ヤング保安官の3年の努力が達成させ、6-0で可決した。
クラーク郡の売上税は現在7.5%だが、10月1日をもって7.75%にアップする。
増収は、2006年分としては8300万ドルと期待され、クラーク郡の5つの警察署(Metro, Henderson, North Las Vegas, Boulder City そして Mesquite)に配分されるであろう。
3/4はMetroへ行くであろうと郡の最高財務責任者ジョージ・スティーヴンスは語った。
ヤング保安官は、2009年にも0.25%の増税を期待している。ヤングは、 この増税によって10年間に1700人以上の警察官の増員が可能になると概算している。火曜日に、ヤング保安官は、毎年200名以上が増員される警察官が配置される場所について、Myrna Williams委員と討論した。ウイリアムズ委員は、 近隣の治安悪化と引き換えにストリップに制服警官を配置することに対して警告を発した。
「警官は、広域に配置されるべきではないか?」彼女は尋ねた。「なぜなら、 これは我々がストリップを守るべきかどうかという問題だとは思わないからだ。」
ヤング保安官は、観光客の通路におけるより多くの警察官がそこで潜在的にテロリスト攻撃を防止することができたと繰り返し、 ストリップにおけるより強い警官の存在を主張した。ヤング保安官は続けて、 増員される警察官の80パーセントは7つの署で均一化されたパトロールにつくであろうと言った。彼は、危険な居住地区におけるパトロルーのステップアッフの必要性を強調しつつ、 他方で毎週末にストリップに殺到する多くの観光客がストリップにより多くの警官の配置を優先させるのだと言った。「もし彼ら、 大衆がストリップを好きでなく、ストリップは守られるべきではない感じるなら、彼らは他のコミュニティー(カジノ)へ行くべきである。」
ヤングの主張は、高齢者市民グループの批判にあうこととなった。ケン・マハル(ネバダ州シニア連合代表)は、一連の動きを「 「重大な誤り」と呼び、より多くの警察官が犯罪を抑えているというヤングの主張に疑問を呈した。「どこにも、 多くの警察官が犯罪抑制しているというどのような証拠もそこにない」と彼は言った。
中略
ノースラスヴェガス警察所長マークParesiは、彼の部門が、 来年売上税から受け取ることができるであろう約800万ドルによって、 通報によって動くというモードからより活動的に犯罪抑止活動を行うというように、発展する街における警察官を助けると言った。
Paresiは、キーは、個々の通りに沿ってパトロールを増大させて、そこで居住者の間で信頼を築くことであったと言った。「私達は、 私達の地域の中に戻る必要がある」と彼は言った。「私達の子供は、安全である必要がある」。以下略
増税の理由が「警察官の増員」。特にストリップへの警官の配置が地元の方々にとって不満のタネ。というよりも、 それを理由に増税することへの不満なんでしょうけど。
我々ツーリストにとっては、ストリップの安全を守ってもらうための負担として甘受すべきことなんでしょうねぇ~。 特に、ストリップからちょっと外れれば、夜中にヘリが容疑者をサーチライトで照らしながら、 追い詰めていくというようなアメリカのポリスアクション映画で見るような光景がしばしば展開されているそうですから、 まぁしょうがないかなと…。