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2005年12月06日

●ハラズの海外進出計画 Las Vegas Sunより

Las Vegas Sunより

ハラズは外国に焦点をあてた

 

 ハラズ・エンターテインメント(今年、シーザーズ・ エンターテインメント吸収して以来の世界の最も大きなカジノ会社)は、遠い国に対してその意識の方向を変えている。

 

 継続していたアメリカにおけるカジノ成長のための機会は、最近実を結ばなかった。過去数年において、 スロットマシンを公認する法案が、承認を得ることに失敗した時に、メリーランド、ネブラスカ、 およびケンタッキーなどのいくつかの州の新しい潜在的な市場は挫折した。そして、カジノを持つ他の州で、税率は上げられた。

 

 そこで、ハラズの重役達は自分のパスポートに手を伸ばした。

 

 ここ数週間に、ハラズは、カジノをバハマ、スペイン、およびスロベニアに作るためのジョイント・ベンチャー契約を発表した。 シンガポールでカジノリゾートを建設するために必要な2つの免許のうちの1つを申請した。そして、イギリス、 マカオとオランダの中国の県の見込みに注目している。

 

 「状況が顕著であることから、機会は確かに大きい」ハラズの最高経営責任者ゲーリー・ラブマンは言った。 「サービスの行き届いていない顧客の大きな人口を持っている。競争相手もほとんどいないし、 リーズナブルな税率のところで魅力的な施設を建設する能力もある。」

 「ハラズは、特にヨーロッパとアジアに興味をもっている。そこは、たくさんのゲーミング人口を持つと共に、 観光旅行者を増やすためにカジノリゾートを使うことを受け入れる政府を持つ場所である。」

 「シーザーズを吸収合併する基本的な正当性は、ラスベガスとアトランティックシティというキーマーケットで、 より多くの施設を手に入れる機会が得たことのみならず、国際的にシーザーズ・ブランドのカジノを建設する機会を得ることなのだ。」 ラブマンは言った。

 「ブランドは、ビジネス(シーザーズ吸収)の豪華な終わりにおいて、国際的な成長のための基盤となった」 とLovemanは言った。「取り引きの完成に近くに来た時に、私達は、国際的に見はじめた。シーザーズは、非常によく知られていて、 ゲーミング界における最も強力なブランドである。」

 シーザーズは、ハラズに買収される前に、シンガポール、マカオそしてイギリスを含む拡張計画を進行中であった。ハラズは、 取り引きを確保することにおいてその前の競争相手よりずっと攻撃的であるつもりである。

 例えば、最近ハラズが発表したスペインでシーザーズリゾートを建設する計画は、 明らかにシーザーズが地域で以前に動いていた取り引きに起因していた。しかし、スロベニア合意は、ハラズによってなされた。


 先週の投資者へのリサーチノートにおいて、モルガン・スタンレーのアナリスト、セレステ・メレット・ブラウンは、 いくつかの外国市場における競争相手の欠如によって、ハラズがヨーロッパ・ プロジェクトから米国内におけると同じかあるいはそれ以上の利益を得ると予想している。
すでに、多くの米国市場において巨大化している企業は、新しいプロジェクトと合併によって、国内における成長の能力を制限してきた。

 

中略

 

 ラブマンは言った「外国におけるギャンブリングに強い興味がある。 現在のヨーロッパのどこにもラスベガススタイルのカジノは無い。米国と同様に、規制法はヨーロッパでカジノの広がりを禁止した。そして、 すでにカジノを許可しているヨーロッパの多くの国々においては、言語、文化、直接所有の禁止が障壁となってきた。」

 ハラズは、パートナーとともに国外プロジェクトを行うつもりである。文化的な障壁を破っている(パートナー)会社によって、 アナリストが言うより低リスクの戦略となることを意味する。

 ハラズは、スペインとスロベニアにおいて、800室あるいはそれ以上の部屋数と50,000平方フィート(4,618坪) のカジノ(既存のいずれよりも大きい)の豪華なリゾートを提案している。

 

 スペインにおいては、地方公共団体がカジノをコントロールすることを許可しているが、 ハラズは米国でするのと同じ方法で顧客誘導することができるように、 カジノマーケティングと広告のいくつかの制限が解除されるよう希望している。

 ハラズがスロベニアに参加する前に、国は非ヨーロッパの国による25%以上の所有を禁じる法律を改正しなければならないと Loveman は言った。会社はまた、スロベニアが、現在、ギャンブル収入の約50%以上としている税率を下げることを期待している。 スペインのカジノでは、20%~55%の範囲で課税している。対照的に、ネバダの最高税率は6.75%で、米国で最も低い

 

以下略

 

 フラットさんが、なんでんかんでん掲示におけ「最近のベネシアン情報」 の中で、以下のような投稿をされています。

> ベネシアン(サンズ)は、マカオも含め飛ぶ鳥を落とす勢いなので、 最近はその恩恵でラスベガスのベネシアンへもどんどん設備投下されているを実感しています。

 

 米国内のいずれのカジノも、着実な成長を投資家に示すためには、すでに飽和状態(?) で強力な競争相手のある国内よりも海外への進出が一つの回答となっているのでしょう。

 ラスベガスにおけるカジノ・コンツェルンの他方の雄であるMGMミラージグループは、ラスベガス・ ストリップでの拡張を計画しているようです。

 いずれにしろ、ベネシアンのように、海外でどんどん稼いで、ベガスに恩恵を与えて欲しいものです(笑)

 

 ヨーロッパにラスベガススタイルのカジノができたら…。ベガスから浮気をしないでしょうか(笑)いかがです?皆様。

 

コメント

日本から「直行便」がたくさん出ている都市だったら、浮気の可能性はありますね(汗)
NRT(KIX)-LAXは取れても、LAX-LASが取れないっていう、もどかしい状況が減るので(笑)

でもあくまでも「ベガススタイル」じゃないと、話になりませんね。

こんにちは、たけぷ~さん

スペインならいいかな?という気もしますが、スロベニアなんてことになると、どんな国かイメージ湧いてきません(汗)ここのところ、ユーロの為替も高いので、やっぱりラスベガスでしょうかね。

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