●「アラジンの脱テーマ化」 Las Vegas Sunより
「アラジンの脱テーマ化は、 我々が予測していたより少々長くかかった。」マイク・メッカ社長は言った。「しかし、 1月にすべての事が起こる」
メッカは、2006年末までに完了する2,587室のストリップカジノの魅力あるモノのプレビューを提供した。
- ストリップの入り口の解体拡張は、道路へのトンネル入り口を閉鎖することから始まっている。技術者は、 ストリップに正面に面する部分を削り、カジノ側深くへ広げるために、P.F.Changを回転させる。正面のファサード (建物の装飾的な正面)の外観は、当初公表された内容と異なっており、来月新しいモノが公開される。
- 1月には、フロリダのオーランドを拠点とするウエストゲート・リゾートのタイムシェアと分譲コンドミニアム・ タワーがハーモンアベニュー正面玄関の東側の4.5エーカーにおいて着工する。ストリップ側のファサードと同様に、 ウエストゲートによるプラネットハリウッド・タワーのデザインは当初のものとは異なるだろう。
- シンドバッドのラウンジを保持しているカジノの中の建築物は取り払われ、より多くのカジノ床面積を提供する。
- カジノフロアを見渡しているバルコニーレベルは再設計され、さまざまな新しい魅力あるモノが計画される。正式には、 ロンドンクラブによって運営されるハイリミット・ルームとカーブ・ナイトクラブは維持される。 新しい物販エリアも作られるであろうし、1,500座席劇場の建築は進行中である。
- デザート・パッセージ・ショッピング・モールにある円形建物(カジノとアラジン劇場、アート・パーフォーミング・ チケットボックスが集中している)はつくり直される。入り口と歩行者回廊は、客が行きたいところに真っ直ぐに行けるように、 新しいサイン(表示板)になるだろう。
再設計がこんなに時間がかかったのは、共同経営者が施設を完全運営したままで建設をすすめる計画が非常に複雑だったからである。
ホテルは、スターウッド・グループの管理の下、90%以上の稼働率維持し、前年比18%の平均客室料金の上昇は、 ストリップで最も高い。
また、エンターテイメントとして、ベルベット・リボルバー、ネリー、ケリー・クラークソン、ポインター・シスターズ、ケニー・ ロギンス、ケイニー・ウエストとトランス・シベリア・オーケストラを予定している。
現在、進行中のプロジェクトは、2階のレストラン、ナイトクラブ、 および小売りのアトラクションにストリップから入る客をひっぱりあげる新しいエスカレーターの設置である。
ホテルのブランドをあらわすプラネット・ハリウッドのロゴは、すでにテーブルゲームのフェルトに表示されており、 テーマを与えられたスロット・マシンはカジノの中にある。
ホテルとカジノだけでなく、デザート・パッセージ・モールもアラビア風のテーマを止めることを考えている。
たけぷ~さんをはじめとするアラジン・ゲスト及びファンの皆様に送る、「アラジンの脱テーマ化」に関する記事です。ちなみに、 我が家はデザート・パッセージのファンです(笑)
2003年にプラネット・ハリウッドが破産したアラジンを買収してから、いつになったら「アラジンの名前や中東コンセプト」 が変わるのだろうと思いながら3年も経ってしまいましたが、ようやく動き始めたようです。
過日ブログでも紹介させていただいた ように「ミス・アメリカ」 ビューティーページェントの会場となったり、有名アーティストを迎えてコンサートを開いたりと、 米国芸能界と太いパイプを持つ会社の特徴が出てきていると感じておりました。
2006年末にプロジェクトが完成するようで、どのように変貌していくのか楽しみです。ただ、 この画像のようなお姉さんがいらっしゃらなくなるとしたら、それは残念なことですが…(汗)
ただ、記事でも指摘されていましたが、アラジンの致命的欠陥は「駐車場からカジノまでの遠さ」で、 今回の計画でもこれを大きく変えるようなプランは無いようです。メッカ社長は、 客がこの遠さを無視できるくらいの魅力あるモノを作ればこの欠点は克服できると言っております。さて、いかがでしょうか?