●新空港をもっと早く! Review-Journalより
●新空港上を飛び始めよ
ラスベガスを訪れた者が暗くなった東の空を見上げる時、幾つかのライトの光の点を星と誤認する。 しかし、これらは動き、地平線へと落ちて行く前に、より明るくなってくる。これらの星は、 ちもろん南ネバダへたくさんの訪問者を運んでくるジェット旅客機である。ホテルのバフェに並ぶ人たちのように、 到着旅客機は並んで着陸してくるが、決して消え去ることは無い。
マッカラン国際空港は、2005年には出発・到着客合わせて4430万人を扱った。合計では、2004年度に比べて7% 増加している。旅客の増加速度は、早まりこそすれ、遅れることはない。これから5年間、ストリップには新しい施設が建設され、 ラスベガスの定住人口は200万人を超える。
マッカラン空港の設備改良に費やされる24億ドル以上は、時間はかせぐものの、 より多くの滑走路スペースを生み出すものではない。マッカランは2011年までには、 1年あたり最高5300万人の乗客まで増えると予測される。
「我々は、できるかぎり早く設計し、建築しようとしている」とクラーク群航空管理官ランダル・ ウォーカーは言う。「我々の実際の唯一の懸念は、予定される空港設備建設能力を街の成長が追い越してしまうことである。」
地元および連邦政府は、第2のクラーク郡主要空港を建設するために何年も活動してきた。 40億ドルをかける開発は州間高速道路15の東側、ストリップの約40マイル南のアイバンパー谷に計画されている。この新空港は、 最高で年間500万人の旅客をさばくことができる。
しかし、郡の役所は5年間の空港建設による環境アセスメント策定の1年を費やしただけである。 空港が最も早く開港するのが2017年だが、それができる前の6~7年間マンカランは交通渋滞の中で運営を強いられることになる。 しかし、それはツーリストに依存する南ネバダ経済にとって良くない。クラーク郡で建設中の何万の新しい客室 (それにともなう何千人もの雇用)を満たす能力をもつ空港に向上させることが必要である。
地元と連邦政府は、環境アセスメントと空路計画立案および計画の早期着工の議会承認を加速する途を見つけなければならない。 他に例を見ない高層ホテルや国家的芸術アトラクションを建設することができる地域において、 空港を建設するためにさらに11年も費やすべきではない。
ラスベガス帰還の度に目にするマッカラン空港の滑走路工事。何年も何年も工事をしているように見えます(笑) ラスベガスを訪れる人たちを捌くために滑走路の拡張を行っていたのですね。年末帰還の際には、Dゲート内の工事も行っておりました。
午後3時~5時くらいの間バゲジクレームのターンテーブルは人でいっぱい。 MGMミラージグループによる新ホテルの建設やローカルカジノの建設ラッシュを考えると、 たしかに早晩マッカラン空港の処理能力をオーバーするこは目に見えていますよね。
そんななか、ラスベガスの新空港の建設計画があるということなんでしょうが、遅々として進まないと。2017年まで、 我が家がラスベガス帰還を続けているかどうかわかりません(メガ出したら、ベガスを卒業してのんびりリゾートを楽しむか、 ベガスにコンドミニアムを買って、ローカルカジノでポチポチVP、食事はコンプde バフェ、なんて生活をしているかも知れませんので…) が、直行便も無くなることですしマッカランの処理能力向上はぜひとも早急にやって欲しいものです。