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2006年03月16日

●Lenny's Las Vegasから5題(2006.Mar.16)

私のお気に入り、Lenny's Las Vegasから

 みなさん、今日は無駄話をしている暇は無いんだ。この街では、あまりに多くのことが進行中で、 皆さんが息を凝らして最新事情を聞こうと待っているってことは解っている(もちろん、 みなさんが私のコラムに熱狂しているなんてついついいいほうに拡大解釈してしまう傾向にあるってことは自覚しているさ。)

 

 はいはい、レニーさんのコラムは大好きですよ。だから、がんばって書いてくださいねぇ~。

 

1. トロピカーナはまだ立っている。


 あなたのホテル・カジノのスコア・カードを取り出しなさい。国中のいたるところと同様に、ラスベガスのトロピカーナ、 ラウフリンのラマダ・イクスプレスを所有しているアズターは、おおよそ21億ドルでピナクル・ タンターテイメント社売却された。解ってる?もはや百万単位の話じゃないんだぜ。 今年の末までに契約が完了することが期待されている。この情報は、最近のコラムで私が報告した(「トロピカーナ転んだ」)、トロピカーナを爆破して新しいメガ・ リゾートを建設する計画についてのアズターの発表の直後に入ってきた。今、 何が起ころうとしているのかを見ることは面白くなるだろう。逐一報告するつもりだ。

 

 なんとまぁ、トロピカーナ建替え計画が一転、アズター社の売却になってしまったとは…(汗) 計画発表も売却金額を吊り上げるための駆け引きだったんでしょうか…。

 レニーさんはこの金額に驚いておられますが、米国海兵隊基地の沖縄からグァムへの移転に伴って、 米国から請求されている金額はこれの3倍以上ですからねぇ~。ジャックポットの30%税引きが無くなったせいで、 こんなに負担を求められているのでしょうか…(そんなことぉ、ないやろぉ~ 笑)

 


2. シャム ロック&ロール (シャムロックは三つ葉のクローバのこと)

 トロピカーナの背後に位置し、ほんの数週間前にオープンしたばかりのフーターズ・カジノホテルは、無駄な時間を費やすことなく、 激しいプール競争市場に飛び込む。新しいプールは3月17日からはじまる「シャムロック&ロール」 と呼ばれる週末パーティとともにオープンする。楽しそうだと思わないか? 引き続いてプールの公式グランドオープン祝宴 BACKYARD BASH (裏庭の浮かれ騒ぎ)が3月31日から3日間行なわれる。

 

 これは、パート1のようだ。ニッパーズ・プールバーでレゲエ・ミュージックを聴き、ジミー・バフェットからボブ・ マーリーまでの歌の集いに参加することになる。バフェットならできるが、マーリーは好きじゃない。だから、私を数に入れないでくれ。 フーターズのトロピカルプールエリアを見る機会があったが、大したものだ。2つの温水プール、60人用と12人用のホット・タブ、 ビーチの砂、椰子の木、珊瑚様式の滝とカバナ。評判の悪いニッパー・ジュースを試して見られることをお勧めする。騙されてしまうが、 よく効くフルーティーなラムドリンクだ。プールに落ちてしまうに違いないので、ライフ・ジャケットを着て飲みなさい。 キモイやつと思われるだろうが、死ぬよりはましだろう?

 

 フーターズはこういった屋外パーティみたいなのが好きですねぇ~。レニーさんのコラムを見る限りは、 そうとう良さげなプールのようです。とはいっても、リゾートでゆっくりするのは15分が限度の我が家は、 プールサイドのカバナでゆったりというようなシーンは想像できません(笑)

 GWは、必ずフーターズを見にいかなければぁ~。


3. マスカレードはリズムがある

 リオのマスカレード・ショーは、 1997年に導入されて以来ずっと、観光客と地元住民に人気があるが、今、新しい試みが追加されている。 「リズム・オブ・ザ・ナイト」と呼ばれれ、 すごい振り付けと目が覚めるような衣装そしてラテン・ コンガのビートに合わせてくるぶしまでの短い靴を振るセクシーなダンサーをフューチャーする。そのすごいエネルギーは、 スロットマシンの間であなたを踊らせるだろう。「リズム」は、毎日午後3時と午後7時30分のマスカレード・ビレッジにおける、 マスカレードのパフォーマンスの間に演じられる。全て無料である。

 

 リオへ行ったことはあるのですが、マスカレード・ショーは見たことがありません(汗)同じハラス系になったことだし、 見に行かねばなりませんねぇ~。

 トラックバック・ピープル仲間のれびんさんBEEさんのご報告を読んでいると、 行ってみたくなりますよね。

 


4. ゴールデンナゲットが変わる。

 ダウンタウンのゴールデンナゲットではたくさんの変化が起こっている。それらは全て良いことなのだが、ステファーノ・ イタリアン・レストランが閉鎖されるということを聞いて、私は悲しい。私のお気に入りの一つであったとともに、 かつてシナトラと友人達の行き着けの場所でもあった。先代のルーム・シェフであったデビッド・アレニックは、 80年代中ごろのオープニング・ウイークに心臓が止まる思いをしたことを思い出した。スティーブ・ウインとOl' Blue Eyes (フランク・シナトラの愛称)が夕食に来た時だった。アレニックがシナトラのお気に入り料理の一つ、パスタ・ファジオリ・ スープを出そうとした時、「スープの中にまったくパスタが入っていないことに気がついた。」テーブルへ行きかけたところで、 誰にも気づかれないように回れ右をし、パスタを追加するためにキッチンへ戻った。1秒か2秒の間に、 「目の前に私の人生がフラッシュバックした」と彼は行った。閉鎖の理由は、ショー・ルームの拡張である。

 


5. 展示中のエレノア

 車が好き?とくに速いのが?もしそうなら、これを買うチャンスだ。これには「エレノア」という名前さえある。 ここ数ヶ月ケーブルテレビで何度も何度も放映されていたニコラス・ケイジ主演の映画「60セカンズ」 で使われた1967年製ムスタングGT500である。私は脱線する。今日、3月15日インペリアル・パレスで開催されているオート・ コレクションでエレノアを見ることができる。売れるまで、月曜から金曜日まで、 朝の9時半から午後5時まで展示されている。

 

 ここで、あなたのためにトリビアを少し。この車は、映画のために作られた11の車のうちの一つである。そのうちの2つは、 クライマックスシーンの端からのジャンプと廃品置き場での破砕機場面で破壊された。他の車も映画の中で、 異なったスタントを行なう必要があったので、2台と同様に壊れた。全てのエレノアは、シェルビーの役を演じた。 実際、シェルビーは、 ムスタング・ファーストバックを改造したものだった。

 「60セカンズ」の車は、4速マニュアルと思われていたが、ほとんどのエレノアはオートマチックだった。 手動でシフトレバーを操作する必要が無いので、演技やスタントをやりやすくなるからである。

なかなかの話だろ?

 

 アメ車にはまったく興味はありませんが、ニコラス・ケイジは好きな男優さんだし、アンジェリーナ・ジョリーも好きなので、 見てなかった「60セカンズ」はぜひ見なくちゃ…と、ぜんぜんベガスと関係が無い話になってしまいました。