●"Love"(シルク・ビートルズ)のチケット発売開始 LVRJから
「愛は勝つ」('Love' conquers all titles )
「ビートルズがテーマのシルク・ド・ソレイユの新しいショーのタイトルは、ずっと明白だった。1曲目の歌から最後の歌まで、 それはいつも愛についてだったんだから。」と共同制作者ジル・ステクロアは言った。
それゆえ、"Love"はストリップのシルク・ド・ ソレイユによる5番目のショーのシンプルなタイトルとなった。6月2日からオープニング・ナイト・ ギャラの6月30日までのプレビュー公演のチケットがミラージで販売開始された。チケットは水曜日(4月19日)に69ドルから150ドルの価格で発売開始された。 ラスベガスのシルク・ド・ソレイユ作品としては初めて、プレピュー公演は(表示価格から)25%ディスカウントされる。
「60年代とその時代に成長した世代のトレンドは愛だった」ステクロアは水曜日に言った。「我々は、違ったもの、 より良い世界を作ろうとしていた。それこそが、ビートルズの音楽が、しようとしていたことであると思う。このショーによって、 我々はそれを新世代に引き継ごうと考えている。」
シルクとビートルズのビジネス関連をマネージするアップル・コーポレーションのコラボレーションは、2004年の秋に仮称 「The Boys」として発表された。それは、シルクの創設者ガイ・ラリバートと故ジョージ・ ハリソンの親交から生まれた。彼らは、ともにフォーミュラー・ワン(F1)・レースへの興味を分かち合っていた。
「Love」はアップル・コーポレーションが承認した最初の劇場作品であり、その音楽監督であるジョージ・マーティンは、 しばしば「5人目のビートルズメンバー」と呼ばれるプロデューサーである。
マーチンと彼の息子であるギルは、ビートルズの作品を素材として用い、たくさんの歌を編集してモンタージュ (音楽の断片などを連続的に交錯させる手法)に作り上げる。
音楽はサウンドトラックアルバムとしてリリースされるであろう。「我々は、"the best of"を目指していない、 むしろショーのために”the best for”となるだろう」とステクロアは言った。
劇場は、以前ジークフロイド&ロイによって使用されていたものであり、 2,013人の観客が丸く取り囲んで座席に座るように再配置され、高精細のビデオ・ プロジェクターのための縦20フィート(6m)、横103フィート(31.3m)の二つのスクリーンで覆われる。 各々のシートの3つのスピーカーを含む、全6500個のスピーカーからのサウンドで満たされる。
「観客は、実際にショーの中にいる。360度の舞台自体は小さく、ほとんどテニスコート程度の大きさである。 ビートルズが同じ空間にいるように感じさせたい。観客をその歌が録音された時のアビー・ ロードスタジオにいるかのようにしたい。」とステクロアは言った。
彼は、「新しいショーは、叙事的なMGMグランドにおける"Ka"より以上に、人間のパフォーマンスを志向している。しかし、 まだKA以上にオートメーション・キュー(俳優の登場や発言,照明,擬音などを入れる合図)を用いている。なぜなら、 (360度舞台により)舞台裏が無いからである。」と言った。演技者は、床から上昇し、天井から落ちる。
シルクの広報担当ジェニファー・デューンは、 「誰でもが劇場に来ることができるように入り口が開いているということをビートルズが広くアピールしたいので、 毎公演において少なくとも72席が69ドルで販売される」と言った。
他のチケットは、99ドル、125ドル、 150ドルで販売されている。
「ビートルズ@シルクは6月最終集初演」というニュースをブログで紹介したと思ったら、 その5日後には6月2日から始まるプレビュー公演を含めてチケット販売が始まったというニュースです(汗)
とりあえず、本興行オープンは6月30日の夜だから、その点は合ってたけど…。
6月以降に帰還される方々にとっては朗報ですね。「Love」といをタイトルは今の時代にはちょっとダサダサですけど(笑) 映像とサウンドは期待できそうですね。ただ、それと人間が上昇したり、天井から落ちてきたりするのとどう絡むのかが疑問ですけれど…。
ミラージのサイトでの紹介 (オンライン・チケット販売もあります。)
シルクのサイトでの紹介 (メイキング映像などもあります。)