●アメリスターがトロピカーナ買収に名乗り LVRJから
Aztarは、 もっとも新しい企業買収者としてAmeristarをひきつける。22億5000万ドルの申し入れは、 トロピカーナのオーナーに対する3番目の買収提案である。
月曜日に、ラスベガスを本拠とするアメリスター・ カジノは、 古ぼけたトロピカーナの所有者に1株あたり42ドルまたは22億5000万ドルの値段を付けてアズター社を取得する案を申し入れている3番目のゲーム会社になった。
ラスベガスではカジノを所有していないアメリスターは、 伝えられるところによると先週フェニックスを本拠とするアズター社の買収提案をしたラスベガスヒルトンのオーナーであるコロニー・ キャピタルよりも一株あたり1ドルより多く出すという提案を行った。
3月13日にピナクル・ エンターテイメントは1株あたり38ドルあるいは21億ドルで5つのカジノを経営する会社を買うということで、 アズター社の取締役会との協定を締結した。その取り引きが失敗に終わった時は、 アズター社は違約金として4200万ドルをピナクルに支払い、会社の経費の1300万ドルまでもカパーしてやる必要がある。
アズターは、34エーカーのトロピカーナ敷地を再開発する計画を始めて、止めるまでにほぼ18ヶ月を費やした。 ほとんどのアナリストは、アズター社がその財産の共同のベンチャーのパートナーまたは買収先のどちらかを捜していると信じていたが、 先月まで、どちらの解決策もこれまで出現しなかった。
アメリスターが第3のアズター買収者と現れたことは、ゲーミング業界観察者を驚かせた。「これは出し抜けだったのか?確かに!」 CRTキャピタルグループ・アナリストのスティーブ・チジェッロは言った。
月曜遅く、アズター社はコロニー・キャピタルとアメリスターの両方と提案について協議に入るとの声明を発表した。
後略
3月16日付けのLenny's Las Vegas の記事でピナクルへの売却が決まったとばかり思っていたら、急転直下、コロニー・ キャピタルにアメリスターカジノまでが買収に名乗りを上げてきました。
記事にもありますが、いずれもトロピカーナが最大の目的。現在は古びたカジノにすぎませんが、 トップカジノとなるポテンシャルを持っているということです。場所がいいですものね。
協定書を締結しているということでピナクルに多少の優位性があるかもしれませんが、 アメリスターがより有利な条件を提示していることから、買収先がどこになるかはまだ決まっていないということなんでしょう。
トロピカーナがどうなっていくか楽しみです。