●モノレール延長計画 Las Vegas Review-Journalから
カジノ・リゾートにそった交通渋滞を解消するために、空港からスウェンソン通りを抜け、 まずはストリップの主要4コンベンションセンターをつなぐ新しい駅をモノレールの主要拡張計画が進行中である。 「ストリップの西側のカジノをラスベガス・モノレールでつなぐという、 最近の5つの新駅設置を含む会社の計画は現在も進行しているところである」とラスベガス・モノレール会社のカーティス・ マイルス社長は言った。
新しい駅によってモノレールはまず最初にサンズ・エキスポとコンベンションセンター、マンダレイベイ・ コンベンションセンターとボイド・ゲーミングのエシュロン・ プレイスが計画しているコンベンション施設を含む600万平方フィート以上の展示場、会議スペースを結ぶことになり、 わが国のコンベンションの中心地としての役割を強調することになるだろうと彼は言った。
「ラスベガス・コンベンション・センターにはすでにモノレールの駅がある。将来的には、空港と接続しより多くのカジノ・ リゾートともつないでいくつもりである。しかしながら、6ヶ月以内に発表されると思う延長計画でさえ、ラスベガス・ モノレールは地区経済のドライブ・シャフト(駆動シャフト)を苦しませている輸送問題に取り組む役割において限定された、 必須部分でしか過ぎない。」とマイルズは言った。
後略
記事には、「今後4年間の間に25000のホテルの客室が増え、1日53000の旅行客がストリップを通る、 現在1日22万5千台の車が25%も増加する。さらに、75000から80000のコンドミニアムが建てば、 交通は現在のレベルの2倍に達するだろう。」というマイルズ社長の言葉が掲載されています。
確かに、今後の建設ラッシュを考えると、ストリップは継続的に渋滞状態になるのではないかとの恐れも抱かざるを得ません。実際、 GWにはCATの乗降客もすごい数で積み残しの客が歩道にあふれている光景を何度も見ました。
さらには、マッカラン空港には2011年中ごろには第3ターミナルのオープンも予定されているというのですから、 モノレールを空港からつないで、各ホテルの駅へと運ぶという構想も実現味を帯びてきます。
ただ、問題となるのは、運賃の値上げによって減っている利用客数です。建設ラッシュや第3ターミナルのオープンまで、 モノレール会社が利用客数を増やすことができるかどうかですね(笑)