●ソウル インチョン(仁川)空港 ~乗り継ぎ~ '06Sep
今回初めてインチョン(仁川)空港を利用しました。
空港は、まだ新しく非常に機能的にできているように感じました。雰囲気が関空に似ているので、関空ベースの我が家にとっては、 親近感がありました。
空港の形は、こちらのマップをごらんになれば解りますように、 カニの目のように、 円弧から2つの直線(目の部分) が突き出したような形です。
乗り継ぎ客が乗り継ぎ時間をすごす搭乗階(3階)部分では、 円弧の下部分が出国ゲート部分になり、 円弧の上部分と目の部分に搭乗ゲートが張り付きます。一部直線部部にもお土産店のような店はありますが、 ブランド免税店や化粧品、電気製品などの主要な店舗は円弧部分に配置され、ラウンジも円弧部分にあります。
大韓航空日本語サイトに「スマート乗り継ぎガイド仁川空港の歩き方」 というページがありますが、情報が多すぎるためか、乗り継ぎが難しそうな気がしてきます(汗)体験してから、 再度見てみると非常に解りやすくかけていますけど…(笑)
しかし、実際は初体験でもすこぶる簡単。ご心配なさいませぬように(笑)
【乗り継ぎ方法】
日本からの航空機を降りると、そこは到着階(2階)となっています。 「Transfer」のサインボードに指示に従って進んでいきます。心の中で、「トランスファ~、トランスファ~」 とつぶやきながら歩かれると良いと思います(笑) 今回は、バゲージ・クレームのサインと方向がずっと同じでした。
そのサインに従って進んでいくと、廊下側面の壁にガラスの入り口がついており、大きな 「Transfer」 の立て看板が立っています。バゲージ・クレームへ行かれる人たちと別れて、その部屋に入ると、手荷物検査の機械が設置されており、 搭乗券とパスポートを示して、機内持ち込み手荷物検査、金属探知機ゲートを通ります。降機の際にパスポートとインチョン- ラスベガスのボーディング・パスをご用意されておくことをお勧めします。大韓航空のウェブサイトの画像では、 乗り換え客が並んでいるので、列に並んでいる時にボーディング・パスなどを出せばよいと考えていた私は、列など無く、 いきなりチェックとなり、あたふたしてしまいました(大汗)
検査済みの機内持ち込み荷物を受け取って、室内にあるエスカレーターを昇ると、そこは出発階(3階) となります。あとは、搭乗便(KE09)のゲートなどを発着サインボードで確認して、 搭乗時間までぶらぶらするだけです(出発フロアのマップはこちら)。
デューティーフリーショップ
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喫煙ルーム
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サイン
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ブランド免税店
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インチョン空港内 雰囲気が関空に似ていますので、非常に親近感がありました。構造はすこぶる解りやすいです。 |
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サイン
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搭乗ゲートでチケット確認されて、搭乗口を抜けると、いきなり階段とエスカレーターがついています。 ゲートが3階部分にあるためこんな形になっているんですね。我が家が利用した際は、階段orエスカレータを降りたところで、 20人くらいの係官がおり、全ての乗客に対して機内持ち込み荷物の検査をしておりました。
【韓国入国方法】
復路日本への乗り換えの際に、ちょっとソウルへ足を運びたいというときは、機内でもらう入国カード(出国カードは無い) と税関申告書に記入の上、入国審査を受けることになります。
入国審査官に「アニョンハセヨ~」と愛想よく挨拶をし、何らのやり取りも無く(笑)、すんなりと通してくれます。 税関の申告無しゲートへ向かい、税関申告書を渡して、1階フロアへ。4番出口付近にある外換銀行・ 仁川国際空港支店で両替(クーポンを使えば手数料割引)
空港を出ればそこはバス乗り場。明洞・南大門行きバス(605-1番 運賃8000ウォン)で南大門市場へ行き、 朝食なんぞいかがでしょう?ちなみに、ソウルのデパートは10時30分にならないと開きませんでした…。
韓国からの出国については、すでにマッカランでボーディング・パスを受け取っていますので、そのまま手荷物検査 (靴を脱いで検査機を通しました。靴を入れるトレーにサンダルが入っていますので、それに履き替えました)を受けて、 出国検査場を通れば出発階でした。
ちなみに、イチローさんからインチョンでのトランジットの際にソウルへ足を運ぶモデルケースを教えてもらいましたので、 紹介させていただきます。我が家は、南大門市場でマッタケを購入後、朝食。その後、明洞のデューティフリー、ロッテ百貨店などまわり、 残り時間で明洞をぶらぶらしておりました。いつのまにやら、嫁さんは機内持ち込みスーツケースを購入し、購入した韓国化粧品でスーツケースを一杯にしておりました(大汗) ちなみに、 マッタケは10月初旬でシーズンは終わりのようです(虫が入ったりするそうです)。「来年も買うわっ!」 とマッタケ好きの嫁さんは意欲満々です。
前日取った開いてない松茸
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朝取りの開いた松茸
この量(500g)で10万ウォン |
【イチローさんお勧めコース】
朝到着してから何をするかですが、食材ショッピングと食事、マッサージするという条件でモデルコースを考えてみました。
まず到着が早いので、朝早くから営業している中部市場へ(タクシー利用) (ただし日曜はお休みですので御注意を)ここは明太子、塩辛、のりが安いです。
明太子はロッテデパートの1/3位で買えます。一番立派なものでもキロ30000ウオン程度、切子なら8000ウオンでした。 ほとんど日本語は通じません(年配者にはたまに通じる)
のりは空港に売っているようなパックされたものではなく、日本ののり問屋で売っているような立派なものがあります。
日曜日は休みですが他の日ならお奨めします。(ただ韓国パワーには圧倒されますが…)
中部市場へを出たら、タクシーで南大門へ
まずは松茸!何軒も見て廻ったのですが、南山商会が一番! ちょっと分かりにくい場所にありますので、ハングル文字が出ているこのページをコピーしていくと良いと思います。実は、 最初この店が発見出来ず違う店で1キロ(21万ウオン)も買ってしまったのですが、この店の商品を見て呆然(涙…) もう1キロ買ってしまいました(笑)
ここはお店の外にある松茸は安物しか置いてないですが、中に立派なものがあります。昨日はキロ20万ウォンでした。
そろそろおなかが空く頃だと思いますが、参鶏湯はお好きですか(笑)
南山商会の裏にソウル参鶏湯という店があります。
参鶏湯は1万ウオンでした。量が多かったので食べ切れませんでした。
味は薄味ですがまぁまぁ美味しいです。(味付けは自分で塩コショウするようです)
南大門はアメ横みたいにゴチャゴチャしているのと、日本人への客引きが凄いので(何故韓国の人は一目で日本人と分かるのでしょうか?) 私は早々に退散しました
南大門を出たら地下鉄で一駅の明洞へ戻ります。残っている時間にもよりますが、 食材を見るならロッテの地下も良いです。ただ多分松茸と明太子が相当重いと思いますので、 ここはマッサージでも
私は朴先生足マッサージ専門店に行きました
世宗ホテルの裏なので帰りのバスのりばも近いです。台湾、シンガポールで何回も足マッサージを受けましたが、韓国は痛くない(笑) 基本Aコース(5万ウオン)とホピテラピー(3万ウオン)をしてもらいました。感想はまぁまぁ。 ただ土曜の夜に私以外の客は来ませんでした
マッサージが終わってもまだ時間があれば、2~3軒隣の古宮・明洞店へ
古宮は空港などにも出店してますが、ここのチョンジュチョントンビビンパッは美味しかったです。
あとは世宗ホテルに戻り空港へ
空港までの所要時間は最大90分みておけばよいと思います。
空港滞在時間を90分とっても3時間以上余裕を見てのると良いと思います。
ここに所要時間の目安が出ています
こんな感じです
【イチローさんの追加情報】
先週末に韓国に行ってきました。
新しいショッピングエリアを開拓しましたのでイチローお勧めコースに追加よろしくお願いします…
今回新しく開拓したのがロッテマート駅前店(ハングル表示なのでこちらもどうぞ) 日本のイトーヨーカドーのような造りで韓国食材のおみあげを買うならココが良いと思います。
営業時間は深夜までですし、目の前は仁川行きバス乗り場(高級リムジン1万3千ウオン)などで最後のショッピングには最適かも?
また地下鉄4号線で明洞からだと二駅、南大門(會賢)からは一駅です。
お奨めは対面販売の青海苔、岩ノリ(韓国のリ風味付け)とキムチ塩辛コーナーです。日本語がわかるオバちゃんが何人かいますので、 日本に持ち帰れるようにラップでグルグル巻きにしてもらえば匂いも気になりません。
南大門も良いですが押し売りや日本人価格ですし、ロッテデパートは高いのでココで調達することをお奨めします。
あと松茸ですが…
今週の月曜日は非常に高かった(涙)一番高級湯なものでキロ28万ウオンもしました。 やはり松茸は連休前に買わないと駄目ですね
コメント
細かくポイントを押さえて説明してくださっているので、この記事を印刷して持っていけばインチョンの乗り継ぎも不安なく出来そうです!
いつも読者の為に親切で判りやすい情報を提供してくださってありがとうございます。m(_ _)m
Posted by: guacamole | 2006年10月12日 23:45