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2006年11月17日

●禁煙法サバイバル LVRJ

Las Vegas Review-Journalの記事から

 

 ゲーミング産業の役員たちは、 どうやって禁煙法をサバイバルするかについて話しあった。

 

 顧客とのコミュニケーション、段階的な屋内での禁煙、きちんとした屋外喫煙エリアの設置、 これらは今週、国内・国際役員達によって、 カジノフロアと接するレストランとバーのようなエリアにおける喫煙禁止にむけてどのように準備するかについてのいくつかの提案である。

 

 

 「もっとも重要なことは、顧客のために最上の施設をもつことである」とオーストラリアカジノ協会役員であるクリス・ ダウニーは部屋いっぱいのゲーミング産業のプロフェッショナル達に話した。

パネルディスカッションにおいては、 ビジネスとくにカジノにおける喫煙禁止の経済的影響を和らげることができるかということに集中した。議論は、 ネバダ州のクエスチョン5に至った。 これは、カジノ・フロアと食べ物を提供しないバーをのぞく、州内のすべての公共(パブリック) の建物と職場における喫煙を禁止するものである。

 

 

 オーストラリアにおける喫煙禁止(カジノフロアをのぞくすべての公共的(パブリック) 建物と職場において喫煙を制限するという)はネバダ州におけるものと似ている。

 ラスベガス・コンベンション・センターのグローバル・ゲーミング・エキスポに出席しているダウニーは、 オーストラリアのカジノは喫煙バルコニーを建設し、喫煙をする顧客に注意を促す法の定める広告を用い、 喫煙エリアと禁煙エリアを明示する方向サイン(看板)を設置しなければならなかったと言った。 レストランとバーにおいても同様の変更を行ったと彼は言った。

 

 

 カナダのオンタリオ州のカジノはより深刻な問題に取り組んでいる。 オンタリオ州の禁煙法の下では、カジノとビンゴ・ ホールを含む全てのエンターテイメント施設における喫煙を禁止する。 オーストラリアにおけるカジノが喫煙顧客に適応するためにオーストラリアでリフォームがなされた以上に、 オンタリオのカジノは喫煙者のためにバルコニーと屋外パティオエリア追加したとオンタリオ・ロトとゲーミング協会開発部長であるカール・ ガゲッシュは言った。

 

 5月に制定されたオンタリオの法律は、屋外の"屋根付き・2方向以内の壁"のシェルターやパティオでの喫煙を許容する。

 法律の認める範囲内で、オンタリオのカジノはパティオ・エリアの周りをフェンスで囲み、 温熱ランプを設置して顧客が居心地良いように勤めている。
これらの喫煙パティオとバルコニーはゲーム・フロアとの間は仕切られているが、 直接カジノ外にでられないようにしてあるとガゲッシュは言った。

「我々は、カジノを去るために喫煙休憩を口実にされたくなかった。」と彼は言った。

 

 法律が施行されてから5ヶ月しか経過していないので、 ガゲッシュは喫煙禁止がもたらした経済的影響について述べることができなかったが、 カジノは喫煙を許容しているニューヨークとミシガンのカジノへ10~20%の米国の顧客が流れたと考えている。しかし、 業界は顧客が戻ってくることを確信していると彼は言った。

 

 

 喫煙汚染に対抗するニュージャージー・グループの政策と法務センター部長であるカレン・ブルメンフェルドもまた、 火曜日の討議に参加していた。 その問題について討議する業界の自発性と話題が収益と顧客の経済的損失への関心に支配されなかったことは彼女にとって喜ばしい驚きだった。
 ニュージャージーは、 4月にネバダ州と似た喫煙禁止法を制定した。150かそれ以上の単独で設置されている (ネットワークを組んでいない)スロットマシン、そして10卓テーブルゲーム、 あるいはその両者を組み合わせているカジノは法律の適用はない。

 

 ゲーム業界は収益が減るであろうことを恐れていたとブルメンフェルドは言った。そして、喫煙禁止法のの結果として、 いまだいくらかの恨みはあるものの、レストランとバーは法を遵守し、 喫煙をする顧客のために戸外のパティオに席を設けるなどの順応を行っていると彼女は言った。他方、カジノは遅れている。

 

 「近隣の州がすでに喫煙禁止であったことから、移行は非常にスムーズだった。しかしながら、100% 法を遵守しているカジノは一つも無い。カジノで喫煙調査を行った時に、複数の禁煙エリアにおいて複数の喫煙者がいたのを見つけた。」 と彼女は言った。

 彼女は、ニュージャージー州の保健局が企業が移行するのを助けるために、企業と活動していると言った。しかし、 まだニュージャージー州においてカジノフロアにおける喫煙を徹底的に禁止を提案する法案があると言った。

 

 それにしても、いまだに今度の「クエスチョン5」が、どの範囲を喫煙禁止エリアにしているかはっきりとは理解できていません(汗)

 基本的には、誰もが出入りできる場所(パブリック・エリア)と職場が禁煙エリアで、カジノ・ フロアと食べ物を出さないバーは適用除外という理解でよいのでしょうかねぇ~(汗)

 レストランやバフェそしてフードコートなど食べ物をだすところと、モールが禁煙になるというのは解りますが、その他、 カジノと接続しているホテルなどの部分がどのようになるのかが私にはよく見えておりません。

 

 ちなみに、ハワイ州で本日(米国では'06Nov16)施行された禁煙法の内容は…

 

 禁煙区域は、ショッピングセンター、公共交通機関、ホテルのロビーなど。公共建築物などの出入り口から20フィート (約6メートル)の範囲も禁煙場所に指定されるなど、屋内外問わず、厳しく制限される。ハワイ州観光局は 「原則としてビーチでの喫煙もできなくなるだろう」と説明した。

 喫煙が認められるのは個人の住居とホテルの喫煙室、民間もしくは半官半民の老人ホームなど限られた場所だけだ。

スポニチ Annexより
JTBの 「新禁煙法施行のお知らせ」

 

 ネバダの禁煙法は、ハワイのよりはゆるいんでしょうけどねぇ~。

 

 カジノの役員の皆さんは、サバイバルのため、対応方法をいろいろと練っておられるのでしょうね。カジノフロアもオージー・ カジノのように分煙の方向に進んでくれればうれしいんですけどねぇ~。

コメント

ナイアガラフォールズビューカジノでは6月より全面禁煙になりました。
6月~先月まではカジノ内に喫煙スペースを設けて対応していましたが、州政府はそれも認可せずに、そのスペースも廃止。
再度屋外に喫煙スペースを設けました。

さすがに屋外だと寒いです(笑)

こんにちは、イチローさん
鈴木(ラスいこ)でございます。

>さすがに屋外だと寒いです(笑)

(笑)イチローさんは喫煙派でしたっけ?
嫌煙派の我が家は、早くカジノフロアも禁煙あるいは分煙になればいいのにと願っております。
まぁ、禁酒法をやったアメリカですから、この流れからするとカジノフロアも禁煙になるのはそんなに先のことではないかもしれませんね。

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