●モノレール延伸計画を郡が承認 LVRJから
Las Vegas Review-Journalの記事から (一部を引用)
クラーク郡委員会は、水曜日にモノレールをマッカラン国際空港まで、南側に延伸する計画(計画図はこちら)を承認した。奮闘しているモノレール会社の乗客を改善する動きである。
しかしながら、MGMから空港への提案されたルートに対する4対0の賛成投票は、 4.2マイルの延伸が必ず建設されることまでをも保証するものではない。それは、単に、 快く5億ドルのプロジェクトに資金供給する投資者を捜す前に、 モノレール会社の役員が前提として必要な地方自治体の承認にを与えることによって、私営ラスベガスモノレール社を武装させる。 カーティス・マイヤー社長は、投資者を得られる見通しについてのレビュー・ジャーナル紙の取材を断った。
クラーク郡委員会委員ブルース・ウッドベリー委員は、モノレール延伸建設に税金を費やす予定は全く無く、 モノレール会社が投資募集に失敗したとしても、建設を保証する義務を負っていないと言った。
マイルズはプレゼンテーションにおいて委員に、モノレールの財源が最近改善したと言っているが、 報告したデータは支払い能力に良い前兆とはなっていない。売り上げは3900万ドルに及んでいるけれども、 年間の操業費は2700万ドルでかかっており、債務返済支払いは1年に3400万ドルであると彼は言った。マイルズは、 その財源が改善しなくても、2010年まで営業し続けるために、会社が十分な現金準備を持っていると言った。
ここのところ、格付けがどんどん低下し、財政的に破綻一歩手前とまで言われているモノレール会社が、 生き延びるために必要不可欠なのが、この空港までの延伸計画ですね。
記事にも、延伸によって乗客数が増えるであろう根拠がいくつも挙げられております。ラスベガスに新しいホテルが続々と完成し、 マッカラン空港に第3ターミナルができて、訪問者もどんどん増えていくが、ストリップの交通計画に新しいものは無い。 それらの訪問客をさばくためには是非ともモノレールが必要であり、訪問客もモノレールを利用するという見通しです。
さてさて、モノレール会社に投資する人たちが現れ、無事2008年にモノレールは空港まで延伸されることになるのでしょうか…。
でも、こういう公共交通機関ができなければ、現在でも混雑のひどいストリップがますますひどくなって、 空港についてからホテルのチェックインまで数時間かかるなんて恐ろしいことになるような不安が無きにしもあらずです…