●プッシーキャット・ドールズ・カジノ@シーザーズ LVRJから
ALL DOLLED UP(みんな着飾る)。新しいプッシーキャット。シーザーズカジノの新しい追加物は群集を引き寄せる。
テリー・タイラー(58歳)は就寝時間である午後8時を過ぎても起きていた。それには正当な理由があった。少なくとも、 彼はそう言った。この火曜日にシーザーズパレスのルーレット・テーブルに座った際、彼はルーレットを見てなかった。
彼が睡眠時間を減らす理由は、友人のルーベン・サンタナとともに、最短のショーツにかろうじて覆われたお尻、 頭にかぶったしゃれたレザーの帽子、ピチピチのコルセットからこぼれた胸とともに踊った。プッシーキャット・ ドールと装飾されたフエルトのテーブルの前に立つ前に、彼女らは数分間カジノ中を踊った。
本当の プッシーキャット・ドールズのメンバー達ではない。彼女達はシーザーズの新しいプッシーキャット・ドールズ・ カジノのディーラー達だ。しかし、テイラーとサンタナはその違いを気にしなかった。彼らは、ルーレットをしたかった。ゴーゴー・ ダンサーと身を覆う衣装が乏しいディラー・ ドールズから目をそらすことができたらの話だが…。
プッシーキャット・ドールズ・ラウンジとスポーツ・ブックに隣接しているテーマ・フロアとなっているカジノは、 2月にオープンした。12のゲーム・テーブル、4台のスロットマシン、2つのゴーゴー・ダンサーのカゴ、 そしてナイトクラブに匹敵するサウンド・システムは、エルトン・ジョンのギフト・ショップとプッシーキャット・ドールズのティーシャツ、 マグ、カップとその他の記念品を扱った壁に挟まれている。
規則的なビートを打つダンス・ミュージックと、カラー・ライト、パーティ・ムードをかもしだす豹柄のカーペットとともに、 カジノはギャンブル・エリアというよりも、壁の無いクラブといった感じだ。
「それがポイントなんだ」と、シーザーズ・パレスの社長であり、このカジノの全体構想を考えたゲリー・セレスナーは言った。 「我々は、壁の無いクラブへ向かおうとしている」とセルスナーは言う。「我々は、 ある明白な理由から、クラブ環境をセクションまで広げたかった。我々は、ほぼ達成できたと思っている」。
ディーラーは、火曜日、 金曜日、 土曜日、 日曜日の午後9時ちょっと前に登場し、プッシーキャット・ ドールズのヒットナンバー"Don't Cha."に合わせて、区画周りで踊る。今週の火曜日には、カジノエリアは、 15分程度のオープニングが行われた。そのほとんどが男性である群集は、見た目に心地よいもの(eye candy)に魅惑され、 立ち尽くしていた。ある者はショーを見、携帯電話で写真を撮影し、他の者はミニマムが10ドル、 25ドル、50ドル、 100ドルのテーブルでゲームをした。
ブラックジャックのディーラーを凝視しながら、テキサス人のジェス・マディソンは100ドルをチップに変えて座った。 「これを考えた天才は誰だ?」誰とも無く彼は尋ねた。
以前、そのエリアはフォーラム・ショップとカジノとの回廊であった。たくさんの通行があったとセレスナーは言った。しかし、 そこにあるスロットマシンは、通行人にチラッと見られるだけだった。「そのエリアと通行量を見て、スロットマシンよりテーブル・ ゲームの方がより良いと気が付くのに天才である必要はなかった。」プッシーキャット・ドールズ創立者ロビン・ アンティンを含むチームとともに取り組んだセレスナーは言った。
カジノは、網タイツとピンヒールを完備したテーブルの脚にいたるまでプッシーキャット・ ドールのテーマで統一されている。二つの卵形の区画ピットは、午前2時までゴーゴー・ダンサーが滑り、 踊るブロンズ製のカゴがフューチャーされている。
その結果は、「すこぶる満足」だったとセレスナーは言った。「グッズ販売は我々の予想を超える売れ行きであり、 カジノはオープンしたときから、それ自身最も忙しい区画となった。」
次のプランはカジノとその時間の拡大にある。来るべき「マーチ・マッドネス」 (全米大学体育協会NCAA主催の全米大学バスケットボール選手権大会)のような特別なイベントの際には、1日中オープンさせる。
サンタナは、ホテルマガジンのカジノの広告を見て、「衣装、女性、一緒くたにする方法」によって誘惑されたと言った。「私は、 それが9時から始まるというのを見て、他の人達よりも5分は早くここにいる必要があると言ったんだ」とサンタナは言った。
笑みを浮かべながら、テイラーはいつもよりたくさんプレイし、負けることは覚悟していたと言った。結局、 彼はルーレットで実際に勝つためというより、"雰囲気"のためにプッシーキャット・ドールズ・カジノにより長くいた。 「どうせ負けるなら、きれいな娘に負けたほうがいい」とサンタナは言った。
ちなみに、テリー・テイラー氏とルーベン・ サンタナ氏はサンフランシスコからルーレットをしにプッシー・キャットドールに来た中年男性達。
あはは、またまたプッシーキャット・ドール・カジノ ネタとなってしまいました(笑) 「どんなふうかなぁ~?」と想像たくましくしていたプッシーキャット・ドールズ・カジノのレビューとなっております。
「男ってヤツは…」と言ってしまえばおしまいなんですが、うまいこと考えましたよねぇ~。やっぱり。プレイポーイ・ クラブ風の入場料を取るパターンより、通行人(男性)から百ドル札を巻き上げる方が、大きいような気がします。 ディーラーのお姉ちゃんを長時間見たければ、どんどん賭け続けるしかないし…。
「どうせ負けるんなら、きれいな娘に負けたほうがいい」というサンタナ氏の台詞が泣かせるではありませんかぁ~!ご同輩!
やっぱり、どうしようもないですね。男ってヤツは…(大汗)
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