●新しいシルクのショーのマジシャン LVRJの記事から
TV"マインドフリーク"のマジシャン、クリス・エンジェルとシルク・ド・ソレイユは、 長らく噂されてきた舞台を2008年の夏まで開演しないこととした。これにより、 彼らは大きな約束を守る時間を得た。
「シルク・ド・ソレイユがサーカスを再構築したように、マジックを再構築するということを想像してみてください」クリス・ エンジェルは木曜日(3月21日)にラクソーにおいてショーについての発表を行うための報道イベントにおいて言った。 「それが私の夢であり、私が追い求めてきたものであり、ショーがオープンした際に、われわれが正にしようとしていることなんだ。 うぬぼれからではなく、15年にわたる精力的な努力と情熱による自信に基づいて、言っているのです。」
シルクの役員は、ラスベガス・スタイルのマジック・ショーに何か新しいものをもってくることにおいて、同様に大胆だった。
「記録を作り続け、今回もまた記録となることを保証する。我々が取り組み、議論し続けているのは、 今まで見たことがないようなエンターテイメントの世界なのだ。」とシルクの監督であるサージ・デノンコートが言った。
シルクと39歳のイリュージョニストとのコラボレーションは、クリストファー・サランタコスによって生み出され、 昨年6月にラクソーの1500席の劇場における”ヘア・スプレイ”が終演して以来、打ち合わせが重ねられてきた。
エンジェルの”マインドフリーク”は、A&Eケーブル・ ネットワークにおける最も人気のあるショー番組の一つである。第2シーズンはしばしば再放送されており、 現在作成中で6月から放送予定第3シーズンでは、 ラクソーをエンジェルのロケにおけるイリュージョンのベースキャンプとして使用している。
「彼は、本当にロック・スターだ。」とラクソーの社長フェリックス・ラッパポートはエンジェルについて述べた。 「彼と一緒にUltimate Fighting Championshipに行った時、かれはもみくちゃにされた。 この種のカリスマはほかの分野でもなかなか起こるようなものではない。彼は本当にカリスマ性をもっている」
シルクのシニア・クリエーターであるギル・ステクロアは、カナダの会社はマジックのショーを何年もしたいと思っていた。 エンジェルとのコラボが決まる前にアイデアを練っていたと言った。
「我々は、時代の先端のマジックがあるところ、我々ができることを世界中で見て回った。」とステクロアは言った。シルクのショーは「驚愕させる要素」(wow factor)によって知られているとステクロアは付け加えた。そして、 「クリスとの出会いはこのショーを実現化するための引き金となった。」
会社のベガスにおける5番目で最も最近の作品である"LOVE"が、骨組みとしてビートルズの音楽を使うように、「ここでは、 イリュージョンとクリスのマジックがショーの骨格となるだろう。もちろん、アクロバットもあるが、イリュージョンの中で演じられる。」 とステクロアは言った。「あなたが床につき、夜中に夢を見るとき、ワクワクすることが起きる。これは、(フェデリコ・)フェリーニと (サルバドール・)ダリが生き返ったかのようだ。」
作品にかかわる人たちには、"Ka"劇場を手がけたマーク・フィッシャーのデザイン・スタジオと、 フランシスコ・フォード・コッポラの映画「ブラム・ストーカーのドラキュラ」で最もよく知られる衣装担当のエイコ・イシカワと、"Ka"とブロードウェイの 「ライオン・キング」を手がけた人形士のマイケル・カリーを含む。
ラクソー・シアターは、座席を新しくするだろうが、 他のカジノのシルクのためのような専用劇場を作りはしないだろう。
「我々は、非常に機能的な劇場を持っていると信ずる」とラッポートは言った。「我々は、ショーに投資しており、実際に舞台上の (出し)物にお金をかけたい。」
タダひたすら拡大路線を突っ走るシルク・ド・ソレイユの6番目の作品と噂されていた「マジックとシルクのコラボ」 作品のマスコミ・インタビューの内容紹介記事です。
さてさて、マジックとシルクのコラボはどのようなものになるのでしょうか?「フェリーニとダリのよみがえり」という言葉が私の興味をそそります。アンチ・ シルクの私を見てみたい気にさせるということは、このショーも成功してしまうのかなぁ~(汗)
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