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2007年04月19日

●4月17日アラジンがプラネットハリウッドに改称 LVRJから

Las Vegas Review-Journalの記事から

 彼らはもはやジニー(精霊)の夢は見ないだろうアラジンは公式にプラネット・ハリウッドになる。(記事内の"They won't dream of genie"は、往年のTVドラマ「かわいい魔女ジニー」"I Dream of Jeannie"にひっかけた表現です。懐かしいタイトル・アニメーションはこちら)。

 アラジンの2,430夜は、歴史のひとこまになる。出席した目立つセレブ達とハイになっているオーナー達とともに、ストリップのカジノ& ホテルは火曜日に古い名前をはずし、未来に向かって跳躍した。ソフト・オープニングと名づけられたイベントによって、 かつてアラビアをテーマにしたホテルは正式にプラネット・ ハリウッド・リゾートになった

 「(火曜の夜は)リゾートが夕方にライトがともされ、プラネット・ハリウッドとして知られるようになった最初の日となる。」 とホテル&カジノの所有会社であるOpBizの共同議長ロバート・アールは言った。「いま、周りを見て回っても、 アラジンの名前はどこにも見つけることができないだろう。」

 俳優のブルース・ウィリスは火曜日の改名セレモニーに、 レストランと興行ビジネスの共同経営者として、ホテル&カジノのパートナー、世界中からの報道機関と同じように出席した。

 太文字で記述するに相応しい出席者には、女優のカルメン・エレクトラや引退したテニス・ プレイヤーであるピート・サンプラス、元ボクサーであるシュガー・レイ・ レオナード、昨シーズンヒューストン・アストロズでプレイした半引退状態のロジャー・ クレメンス投手などが含まれる。

 ソフト・オープニングは、アールとOpBiz、プラネット・ハリウッド・レストラン創設者のアールと投資事務所ベイ・ハーバー・ マネージメントとスターウッド・ホテル&リゾートとの間のパートナーシップにとっての記念すべき一里塚となった。OpBizは、 2004年に施設を4億9600万ドルで買収した。

 アールとベイ・ハーバー・マネージメントは共同で施設において85%の出資比率を持ち、スターウッドが残りの15%を持つ。

「我々はこの到達地を愛している」と海外におけるスター・ウッドの経営を担当するビル・フェザーは言った。「我々は、 ストリップにおける震源地となるであろうこのプロジェクトの一翼を担えてワクワクしている。 ホームラン級の成功になると感じなかったらこのパートナーシップに参加しなかっただろう。」

 アールは、火曜日がホテルの最終的なお披露目パーティーではないと確約した。グランド・ オープニングは9月28~29日で予定している。 その間、仕事は進んでいく。

 建築関係者は2月から施設正面の砂漠の岩のような外観を剥がし、巨大発光ダイオードモニターを含み、 施設へのアクセスが容易になるような、より現代的な「タイムズ・スクェア」のような外観に変更するのに忙しかった。

 投資家への資料の中で、ドイツ銀行アナリストであるビル・ラーナーは変化はすこぶる良さそうであると述べている。 「新しいリゾートの所有者達が施設への出入りに重要な改善を加えたと信じる」とラーナーは書いている。

 2000年8月にオープンし1年ちょっとで破産宣告をした施設の内部では、ホテル客室のリニューアルがすでに始まっている。 アールは、グランド・ オープンまでに2500の客室のうちの1000室を記憶に残る映画作品をテーマにした部屋にする計画であると言った。また、 グランド・ オープニングの1ヶ月前までに何店かの新しいレストランとナイトクラブを開店する予定であることを火曜日の午後に発表した

 アラジンのデザート・パッセージ・ショップと呼ばれていたホテル&カジノのモールは、 5月1日をもってミラクル・ マイルになるだろう。

 そして、ホテル&カジノの変化を完成させるために、ウエストゲートによる総工費7億5000万ドルのタイム・シェア・ プロジェクトであるハリウッド・タワーズの最初のコンクリート流し込みがこの月曜日に行われた。50階建てのツイン・ タワー複合施設プロジェクトは、2009年遅くにオープンする。

 プラネット・ハリウッドは、有力企業達との間で締結したプロモーション契約により、勢いをつける。
 ペプシは施設が描かれたソーダ缶1200万個をネバダとカリフォルニアで扱うスポンサーシップ契約を締結した。
 家電メーカーのパナソニックはInternational Consumer Electronics Showとその他のコンベションの際に、ベースホテルとして利用し、 そこで新テクノロジーを発表するプロモートを行うことで合意した。 パナソニックはすでに施設の共用部分と客室において5000台のハイビジョン・プラズマテレビを供給している。
 また、テレビ番組であるニュースマガジンショー「エクストラ」は、 特派員がインタビューをするためのカクテルラウンジを施設内に設置する。

 アールは、ハリウッドの名を確立するために、ホテル& カジノをストリップに新しいエンターテイメントをもたらす場所にすると述べた。そこにこそ、 進歩がある。

 ブロードウェイ作品"Stomp"からスピンオフした"Stomp Out Loud"は火曜日に公演をオープンし、そのグランド・オープニングは火曜の夜だった。古いスロット・ マシンの倉庫だったスペースに3000平方フィート、1568席の劇場が総工費2800万ドルで建設された。

 欧州のマジシャン、ハンス・クロックによる新しいショーは、 7000席のパフォーミング・アーツのための劇場で行われる。プレビュー公演は金曜日に始まり、正規公演は5月12日に始まる。

 リニューアル計画が現在進行中であっても、プラネット・ハリウッド・リゾートにおける財産価値はすでに増加している。 フェザーは、OpBizが引き継いで以来、ホテルの宿泊レートが30%も上昇したと言った。ホテルの客室稼働率は90% であることを彼は付け加えた。

 スターの回帰がプラネット・ハリウッドに始まっているとアールは言う。秋のグランド・オープンは、 ストリップがいまだ経験したことがないほど大きな「ハリウッド・オープニング」になるだろうと確約した。

【記事内の画像】

 4月17日夕方をもって、公式にアラジンが消滅してプラネット・ハリウッドに改称されたという記事です。ただ、 盛大に行われるグランド・オープンは9月末ということで、実際に見てみたい気がしますよねぇ~。 9月は我が家にとってロイヤル頻出期間にあたりますから、この時期に行きたいなぁ~。

 ソフト・オープニングにはそんなに有名人は集まらなかった雰囲気ですね。プルース・ ウィリスのおっちゃんだけではちょっとさびしいような…(汗)やはり、グランド・オープニングかぁ~。 

 エスカレーターでカジノに入っていく画像にちょっと興味をそそられています。これって、 パーキングからアクセスしやすくなったってことなんでしょうか。やはり、GW帰還の際には、のぞきに行かねばなりませんね。

 

【当ブログの過去の関連記事】

「アラジンの脱テーマ化」 Las Vegas Sunより

デザート・パッセージは「ミラクル・マイル」 に改名 LVRJから

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