ラスいこ　旅行記: JAL（日本航空）機内食が美味しくなってきた　'07May

　'06Decの機内食報告において、「JALのワンプレイト機内食に改善のきざしが見えてきた」が「味は変わっていない」と書きましたが、今回GW利用においては味のほうも大きな改善がみられましたので、報告いたします。

　「見た目は良いが、味はコンビンニ弁当の方がまだまし」と悪口を言ってきたJALビジネスクラスの機内食ですが、ここにきて味も良くなってきました。やったら、できるんじゃない（笑）。

【JAL機内食の動画】


JL002成田→サンフランシスコ機内食動画　Divx	JL001サンフランシスコ→成田機内食動画　Divx

　画像をクリックすれば、DivXの動画ページ（成田→サンフランシスコ、サンフランシスコ→成田）へジャンプします。（なお、DivX動画の再生方法については、こちらをご覧ください。）
　YouTube（成田→サンフランシスコ、サンフランシスコ→成田）でも見ることができます。

【JAL02便　成田/サンフランシスコ】

	おつまみ

　搭乗後最初に飲み物と配布されるおつまみです。アラレはドライ納豆と一緒にくれるのですが、我が家は納豆を憎んでいるのでいつもドライ納豆はお返ししております。
　今回、このアラレの中身に変化がありました。ナッツ系が激減していたのです。ナッツ担当の嫁さんは泣いております（笑）JALさん、どうして変えたんですか？

<洋食>


	JL002便　成田→サンフランシスコ　ビジネスクラス機内食洋食

　嫁さんは、JAL機内食のシーフード系が嫌いで、洋食でも和食でも熱せられた「生臭い臭いをかぐととたんに食欲がなくなる」と申しております。そこで今回は、往路・復路ともに洋食＆ステーキという内容になっております。「カロリーが多すぎるんじゃない？」と心配すると、「全部食べなきゃいいだけでしょ。」との返事。なるほど、確かにそうですわな。「食事に出されたものを残すことは罪」的な教育を施された私は、すっかりメタボリック・シンドロームではありますが…（ダメじゃん）

洋食　

オードブル

　オマール海老のアスピック
　フォアグラのムース　お菓子仕立て
　鮪のエスカベッシュ

オニオンスープ

メイン
　国産牛のフィレステーキ　西洋わさびソース添え
（日本国産牛肉のフィレステーを、西洋わさびの風味をきかせたフォンドヴォーソースでお楽しみください。フライドポテト、ほうれん草、ニンジンを添えて。）

フレッシュサラダ

ブレッド　又は　御飯（機内で炊きたてのこしひかり）

　洋食のオニオン・スープは毎回美味しいんですよねぇ～。他のものは今ひとつだったというのが嫁さんの感想でございました。この日は、これから始まって、サンフランシスコ空港やら夕食の中華「香港夜明珠」と続き「今日は、１日ずっと不味い食事ばかりだわ」と不平をいうこととなります。

<和食>

JL002便　成田→サンフランシスコビジネスクラス機内食　和食

前菜
　オマール海老の艶煮
　鯛の子寄せ
　穴子八幡巻き
　鶏山吹
　烏賊塩辛
　旬　木の芽焼き

向附
　桜鯛　松皮造り

小鉢
　蛍烏賊山葵漬け　辛子酢味噌掛け

台の物
アイナメと豚柔らか蒸し葱味噌掛け

　いつものように、「見た目は良いが味はコンビニ弁当以下」と高をくくって一口食べると…。なんとまぁ、美味しいじゃありませんか。いやいや、これは嬉しい驚き。美味しいと思ったことが無い冷凍刺身（あるいはシメ鯛）が今回は身がシコシコして、不覚にもオ・イ・シ・イと思ってしまったのです（笑）塩辛だって美味しいんです。

　魚と肉とを同居させた台の物は生臭くて食べられんだろうと思って一口。げっ、美味い！口の中に放り込んだ豚がとろけていきます。いやぁ～。久しぶりに機内食を食べて、不覚にも美味しいと思ってしまいました（笑）。　

<デザート>

チョコレートケーキ、苺のパリブレスト、季節のフルーツなんぞがあります。


デザート

デザートは以前から、そこそこいけていますので問題なし。

<朝食>

　朝食はいつもと変わらないメニューです。

グレープフルーツ、アップルシナモンクレープ、　メープルシロップ、ベーコンとスクランブルエッグ、ヨーグルト

　まぁ、起きたてはそんなに食べれませんので、フルーツとヨーグルトがあればそれで十分でございます。

【JAL0１便　サンフランシスコ/成田】

　復路もおつまみとおつまみアラレですが、これはいつもと同じなので省略させていただきます。

　ところで、以前にも書いた記憶があるのですが、JALの機内食サーブの大前提は「酒飲み宴会仕様」ということでございます。

　このようなおつまみをサーブするとともに、飲み物の注文を聞いていくのですが、アルコールをいただかない人は、ここで飲み物（お茶なり水なり）を確保しておかねばなりません。この後、「おかわり」をして食事中に飲む水分を確保しておかねば、料理が出終わるまで、水やお茶がサーブすることは無いのです。JALさんの名誉のために付け加えておかねばなりませんが、もちろん食事のサーブしている最中に、水やお茶をお願いすることはできますが、サーブを途中で止めてギャレイ（厨房）まで飲み物を取りに戻るCAさんを見ていると、なかなか途中で飲み物をお願いすることができません（汗）

　同様に、御飯やパンがサーブされるのも最後なんですよねぇ～。酒飲みは途中で御飯などをいただくのを嫌いますが、我々のようにあまりアルコールをいただかないものは、最初から熱々の御飯と一緒におかずをいただきたいんですよねぇ～。あまりわがままを言っても、CAさんの負担がふえるだけなので、出していただける順番に従っていただいて、アテンダント・コールをできるだけ押さないようにしている我が家なのでした…（汗）おっと、話が脱線しました。

<洋食>

ブログ用の取材を優先させるなら、夫婦で洋食と和食の両方をカバーできるようにすべきなのですが、メニューを見て、「洋食しかないね」ということで、泣く泣く和食の取材はあきらめ、「好きなものを食べればいいじゃん」という嫁さんの誘惑に負け、夫婦ともに洋食をいただきました（笑）

前菜

　メイン産ロブスター　ロシアンサラダ添え
　プロシュートハム　メロン添え

　ほうれん草とキャベツのコンソメ

メインディッシュ

　牛フィレステーキのグリル　ペッパーコーンソース添え
　シャトーポテト/ブロッコリーと人参

　JALヘルシーメニュー
　サーモンの姿煮　香草レモンソース添え
　パリジャンポテト/絹莢と人参

　チーズとフレッシュサラダ
　ブレッド又は御飯（機内で炊き立てのこしひかり）

デザート

　リコッタチーズケーキ
　チョコレートとカラメルケーキ

JL001便　サンフランシスコ→成田ビジネスクラス　機内食～夕食



牛フィレステーキ	ヘルシーメニュー（魚）

　いやいや、これが美味しいんですよ。奥さん。生ハム（プロシュート）のメロン添えなんぞ、今までのJALさんだと、だいたい不味いに決まっているのですが、プロシュートの塩味とメロンの甘みがうまく調和して美味しいって思ってしまうんです（汗）さらに、メーン産のロブスターなんて茹で過ぎのカスカスで大味だと思うでしょ？それが今回のJALさんはちょっと違う。ちゃ～んとロブスターの旨みとしっとり感が確保されてるんですよねぇ～。JAL機内食なのにちょっと感動してしまいました（って、言いすぎのような気もしますが、今までとあまりに落差があったんで、つい感動してしまったんですよ…）。

　ちなみに、ヘルシーメニューの魚の味付けは、これまでのJALさんでございました（「不味い！」と憤然としなければならないはずなのに、逆に安心したりして…笑）。