●ラクソーの変化 Vegas Luxe Life から
Robin Leach さんのブログ Vegas Luxe Life から
ラクソーの変化~ラクソー社長フェリックス・ラパポートのインタビュー
「私は、(巨大企業MGMミラージに買収された元マンダレイベイ・リゾート・グループの一部だった)ラクソーがすこぶる成功したカジノ&リゾートであると信じている。しかし、良くても悪くても、毎年1億2000万ドルの収益が天井だった。我々が最初にここに来たときに、それを改善し、昨年は今までで最高の1億7000万ドルの収益を上げた。
ラクソーは、古代の遺物をたくさん展示する大英博物館ではない。ラスベガスのカジノ・リゾートなんだ。問題点は、ラクソーが宿泊施設として運営されていたにもかかわらず、うまく運営されていなかったことだ。我々の改善ポイントは、顧客をラクソーから離れないようにするだけではなく、宿泊していない外部の客を取り込むことだった。アクセスしやすく、興味をそそり、楽しい場所になる。我々にとって、ストリップの南端にある潜在力を秘めているここは、素晴らしい場所なんだ。
名前を変更することも検討したが、ラクソーのままにすることにした。ラクソーという名前はブランドであり、我々の問題は魅力ある中味が無かったことだ。
ラクソーには、ベガスにおける本当のアイコンは無いが、宇宙から見ることができるというピラミッドのてっぺんのライト・ビームがある。我々の情熱と創造性は、現在ルクソールを次のレベルに持って行き、ストリップにおいて無敵になるであろう。わが社のトップは、各々のカジノ・リゾート独自の個性とビジョンを創造することを許容する。
ピラミッド内とピラミッドの外側両方に未開発の潜在力を持つ、道を挟んだ15エーカー(6万700㎡)の土地とあわせた60エーカー(24万2800㎡)の土地利用に我々の確信がある。5年後には、株主の皆さんに最大限の利益をもたらす、カジノ・リゾートの周りの主要なアトラクションと補助的施設に囲まれた素晴らしいピラミッドを目にすることになるだろう。
ベイビー・ピラミッドなんかを追加しようなんて考えていないが、もっと多くのタワー、より良いプール、スパ、新しい駐車施設、そして新設のコンベンション施設などが加わる。我々が引き継いだ並んだ子供向けの施設の代わりに、アダルト向けの3.4エーカーのエンターテイメント施設を導入しようとする我々のマスター・プランに比すると、現時点では、はるかに未成熟である。我々になんら益にならない海賊の4-D映画を所有していた。その代わりに、ファンタジー(公式サイト)は我々にとって大きなブランドとなった。そこで、その場所は全て大人にアピールする、レストラン、ナイトクラブ専門店、そしてエンターテイメントの選択肢へと変る予定だ。
施設の中で皆さんは全く新しいカジノを目にすることになる。5年後にはクリス・エンジェルのシルクのショーは、10年契約の折り返し地点となっているだろう。そのショーは、LOVEのようにストリップのトップショーの一つになると信じている。
私は、LAX(8月31日オープン予定のナイトクラブ)とCathouse(Vegas Luxe Lifeの関連記事 )や建て増しされるラクソーのギャラリアのような他の場所も素晴らしいものになると信じている。エジプトをテーマにしたものの代りに、カジノ・リゾートのイリュージョンは、すべての物をよりヒップによりクールにし続けるだろう。
私は、世界で最もヒップでなくクールでない男かもしれないが、幸いなことに人々が何を望み、ベガスが大人の遊び場として成功することを知っている人やパートナーと提携することができる。シンプルなことだ。人々は他のどこよりも最上の時間を過ごすためにここへ来るのだ。それは、20代、30代、40代、50代、60代であろうと関係ない。彼らは楽しい時をすごし、ここでヒップでクールになりたいと思っているのだ。パリやロンドン、香港、シカゴやニューヨークにおける最上のホテルで得ることのできると同じ素晴らしいサービスをこの街に来た際に得ることができる。 」
なんでんかんでん掲示板でも触れたラクソーのリニューアル計画について、ロビン・リーチ氏がラパポート社長にインタビューした記事です。
ここでも、「高級化路線」「アダルト志向」という方向性がはっきりと打ち出されています。初ベガスの際にのぞきに行って以来(上の画像はその際の嫁さんの記念写真。この時はしっかり記念写真撮影をしていたんだよなぁ~(遠い目))、まったく訪れていないラクソーですが、リニューアル計画が進んだら、立ち寄ってみたいと思わせますね(笑)ヒップでクールかぁ~