●バージン・アメリカがベガス就航 LVRJから
バージン・アメリカ(公式サイト)はラスベガス-サンフランシスコ線において、149ドルのファーストクラス価格を提供する。
飛行遅延(ディレイ)の記録的なレベルと貧相なサービスは航空業界を悩ませている時節にも関わらず、低価格と種類豊富な食べ物や居住性を売り物にする新しいエアラインがラスベガスに参入する。
バージン・アメリカは10月10日より、サンフランシスコとマッカラン国際空港間に毎日3往復便を飛ばす。カリフォルニアのバーリンゲームを本拠とし、よく知られたバージンブランドを冠するこのエアラインは、ラスベガスとサンフランシスコ間をエコノミー44ドル、ファーストクラス149ドルの価格を提供する。
これらの価格は、ディスカウント航空会社と競合するが、革張りのシートやムードライト、機内エンターテイメントなど既存キャリアのファーストクラスと同等のものが提供される。サービスを犠牲にしないでお金を節約したいビジネス旅行者をひきつけるものとなるかもしれない。
それらは合衆国で運営されているが、ロンドンのバージン・グループが新航空会社の半数以下の株を所有している。航空機から携帯電話まで展開しているバージン・ブランドは、セレブな億万長者リチャード・ブランソンによってコントロールされている。
「彼らは、米国にけるメジャーな航空会社を目指していると思う」と航空旅行評論家テリー・トリップラーは言った。ミネアポリス在住のトリップラーは、バージン社はビジネス旅行者界において相当な地位を確保するかもしれないが、たぶん数年内には無理だろうと述べた。「誰もバージンが提供するモノと張り合う形でのファーストクラス運賃を提示できない。」ユナイテッド、デルタ、そしてコンチネンタルのような既存の航空会社はバージン社のような新興会社と競うには、束縛が多すぎるとトリプラーは言った。
より安くなるファストクラス運賃は既存航空会社の顧客を奪うことができるかもしれない。多くの既存航空会社の顧客はファーストクラス席へ頻繁にアップグレードされるの常であったからだ。もし、航空会社がファーストクラス席を満たすために低価格を使うか、自称将来ファースト客になるエコノミー客のアップグレードのために数席残すか。
ライバル航空会社にとって良いニュースは、バージン社がいまだ小さいということだ。バージン社は、今週サンフランシスコ・ニューヨーク間、サンフランシスコ・ロサンゼルス間の航路を始めた。立ち上げ時に11機のエアバスA320(8席のファーストクラス席を含む150席)しかなかった。
しかし、サイズは相対的なものだ。500機の航空機と毎日3300路線のサウスウエストのような巨大企業に比べればバージン社は小さい。しかし、立ち上げ時としては大きい。
バージン・アメリカは設立時の投資は3億1200万ドルだと言う。CNNMoney.com上のプロフィールによると7年前にジェトブルーの設立投資は1億3300万ドルの倍だ。
マッカランとベイエリアの3つの主要空港間におけるバージンの増加路線数、1日50フライト以上となる。ラスベガスと北カリフォルニア間の市場が飽和状態になるということは意味しないとクラーク郡航空局長ランドール・ウォーカーは言った。「一定数のフライトによって市場が飽和状態になると言うことはできない。市場間のフライトは80%の状態だ。ピークタイムにおいて、だいたい100%くらいかなと思える状態だ。」とウォーカーは言った。
バージン社の広報担当アビー・ルナルディニは、今日の航空旅行においてつき物の混雑とディレイにもかかわらず、新しい運行サービスはうまくいっていると思っている。「だれもが、同じ制約に直面している。」とルナルディニは言った。彼女は、バージン社がホーム空港とするサンフランシスコ国際空港がディレイとなるトップ20の空港には含まれていないと言った。「ことが順調に進んでおり、我々は結構ハッピーだ」と彼女は言った。
【ニュース動画】
以前ニュースでバージン・アメリカの機内映像を見たように思います。革張りのシートがスタイリッシュでキャビン内もおしゃれでした。
【キャビン内】
そんなバージン・アメリカがサンフランシスコ/ラスベガス路線を10月10日より飛ばすというニュースです。1日3便、往復6便というこなので、フライト時間を調べてみました。
【サンフランシスコ発ラスベガス着】
765便 7:00 AM 8:30 AM
773便 12:00 PM 1:30 PM
775便 4:30 PM 6:00 PM
【ラスベガス発サンフランシスコ着】
774便 9:15 AM 10:45 AM
764便 2:15 PM 3:45 PM
776便 6:45 PM 8:15 PM
これだと、JAL便との接続はまぁまぁ良いではありませんか。
とはいえ、今後我が家はインチョン経由ですので、米国国内線とは縁がきれてしまいましたが…