米国人ホストへのお土産
 BBさんへのお土産を何にしようかと、夫婦で悩みました。

 あまり高いものはダメ(わが家の財政的な問題と費用対効果という合理的な問題から)、
日本趣味的なもの、例えば扇子とか…も考えはしたのですが、なんかイカニモという感じ
だしなぁ〜ということで…ボツ
 嫁さんは、「日本茶がいいよ!美味しいやつ!」と主張、「あちらの人は、日本茶に砂
糖をいれるよ!きっと(笑) 不味い紅茶だなぁって思うよきっと。」と私が反論。で、ボツ
(但し、少し前にテレビで日本茶のメーカーがロサンゼルスに日本茶を飲ませるショップ
を展開するということを報道していました。それを見た嫁さんは、「ほらぁ!アメリカでも
日本茶が流行ってるんだよ!今度行くときは、絶対に持っていくからね!」と言っており
ます…しかし、本当に流行ってるんだろうか?、日本茶…)

 結局、迷案ばかりで名案が出てこず、嫁さんが勤務先の学校の人たちに聞いてみるこ
とにしました。そこで出てきた案が、「カステラ」 その提案者が言うには、「外国には、日本
カステラと同じようなお菓子は無い(カステラは、オランダからの渡来物ではなかろうか
と私は思ったのですが、細かいことは置いといて…)。今まで、カステラをあげた外国人
は、例外なく美味しいと喜んだ。」 

 ふ〜ん!カステラならお安いし、真空パックになっているものなら、日持ちするし、もらっ
た方も「何か変なものが入っているのではないか?」と疑わずに済むだろうし…。甘々デ
ザートが好きなアメリカ人が美味しいと思うだろうかという疑念はあったものの、「例外なく
みんな美味しいと言う」との言葉に乗せられて、「カステラ」に決定!フレッシュ卵に小麦、
砂糖のみを使用したヘルシー食品だしね!

 BBさんには、「ジャパニーズ トラディショナル ケーキ ネイムド カステラ」と言って、
差し上げたのです。「アリガトウ。楽シミダワ」とおっしゃっていたのですが、「食べてくれる
だろうかねぇ〜」と夫婦で心配しておりました。

 帰ってきた日に届いていたメールには、「Thank you again for the cake. It was good
という一文が…。嫁さんは、「喜んでもらえたかな」と素直に受け取っておりますが、私は、
やっぱり、BBさんはソツが無いなぁ〜とすこぶる感心したのでした…

 次回は、カステラと日本茶?かな(笑)