人間牧場氏のお師匠様か"'シーザーズお勧めレストラン"ということで教えていただいたBradley
Ogden に行ってきました。アメリカン・キュイジーヌということですので、フレンチ系創作料理というところでしょうか。場所は、セリーヌディオンシアターの真向いです。手前にウエイティングバーがあり、その奥がテーブルとなっています。また、お店の外(カジノ)にはオープンテラス席も用意されております。
ドレスコードについては、男性はチノパン、ポロシャツ程度でOK。ただ、ジャケットが似合うお店ではあります。予約はされたほうがよいかと思います。
いつもならビールなのですが、メニューに「Wine
of Glasses」があったので、珍しくワインを注文しました。以前、クラフトステーキでグラスワインを注文した際、下手な英語のせいか、ボトルごと出てきてえらい目にあったことがあります(汗)お勧めにしたがって注文したので、お味も、お値段も結構よいものでした…(汗)まぁ、それはよいとして、夫婦ともにアルコールに弱いので、一本あけるとフラフラになってしまいました。グラスワインならその心配もなし。
「"a
little sweet"のをくださいな」と注文して、出てきたのが2種類別々のもの。「あっまぁぁぁ!これは、デザートワインだわ。ひどい」と嫁さんがわたしを責めます。わたしのグラスのものも「甘い」。"Too
Sweet"と告げると、担当のお姉さんは「No Problem」といって、代えてくださいました。次のは美味しかったです。「代えてくれたけど、絶対請求書には前の分もついてるわ!そうにきまってる」と傷口に塩を刷り込んでくれる嫁…。
前菜は、嫁さんは"Ahi
Tuna"(右)。わたしは、"リンゴとフォアグラのスープ"(左)をいただきました。
アヒツナは、外はパリパリ中はジューシー。お味は、素材を生かした繊細な味。嫁さん絶賛です。
「リンゴとフォアグラのスープ」は、実にサプライズ。スープ自体は、リンゴ味がベースになっているので、甘ずっぱいのですが、そこにフォアグラが濃厚に含まれている。それに、結構つよいスパイスが含まれているらしくスパイシー。甘さは強いのですが、べたつかず爽やか。でも、薄っぺらい味ではない。わたしは気に入ってしまいました。ただ、このスープを味わった後のアヒツナは、なんか頼りない味でした。ちょっとスープの味が強すぎるんですね。でも、次も頼みたいと思っています。嫁さんは、一口味わった後、「もういい!美味しいけど、味が濃すぎるわ。ひどくスパイシーだし…」との感想でした。
メインについては、嫁さんは「神戸ビーフ」わたしはほかにも、シーフードや強烈にお勧めのバイソンなどがありました。せっかくアメリカに来たのですし、バイソンにもそそられるものがあったのですが、無難に「ポーク」にしました。
右が神戸ビーフなんと、$150ドルもします(驚)お味は、醤油ベースで、日本人にとっても馴染み深い味。手前側のお肉に乗っているのは、これまた醤油をあわ立てたもの。こちらのお肉は、タンシチューのように、柔らかく煮込んだもの。すこぶる美味しいです。
左側は、わたしの頼んだポーク。外側はパリッと、中はジューシー。ただ、ちょっと赤みがかっているのが気になりました。小さいころから「豚はよく火を通さないといけない!」といわれ続けていたので…。ちょっとね。脂が乗ったところもいいお味です。ソースには、すこしマヨネーズが含まれているような感じがしました。ただ、ポークの下にしかれている穀物類の味付けは今ひとつ…でした。
次回も必ず利用したいレストランです。「1滞在に複数回利用してもいいかな」というのが、我々夫婦の一致した意見でした。
お予算は、$80/人くらいでしょうか。
そうそう、我が家はいつものようにデザートまでたどり着くことはできませんでしたが、そばのテーブルでは、ひとつのデザート(一皿に盛り付けられたアイスクリームか?)を二人でつついていました。デザートについては、次回への繰越です。