営業時間、メニューなどは以下のMGMのサイトでごらんください。
http://www.mgmgrand.com/pages/dining.asp
ケイジャン料理とは、カナダからルイジアナへ渡って来たフランス系移民(クレオール)達が地元の食材で作り出したフランス料理。ルイジアナが高温多湿であったため、殺菌効果の高いスパイスがふんだんに使われている。(ケイジャン料理の説明は札幌にあるビ
ストロ・ディーポさんのHPが簡潔にまとめられています。http://osyorokoma.com/depot/cajun.html)
こちらエメリルは、全米でもトップにかぞえられるシーフードレストランとして有名であることは、以前から知っていたのですが、アメリカ南部料理、シーフードということでなんとなく足が遠のいておりました。5月帰還の際に店頭でメニューを見ていると、お店から出てきたお兄さんが「ここの料理はうまいよぉ〜!」と大推薦。ところが、当然予約を入れていませんので、1時間待ちということ
で次回帰還時に延期としたのでした。
今回は、予約を入れておりましたので、即テーブルへ案内されました。さすが南部料理(?)店内にはアジア系のお客さんは見当たりません…。「くせのある味なんだろうか」と不安がよぎります。
メニューは、「本日のシェフお勧め料理」と「通常の料理」の2種類。キッチンには氷がしいてあり、その上にはシェル付きのカキが並べられています。思わず生牡蠣を注文しかけたのですが、生牡蠣については過去に痛い経験があり、それいらい苦手になってしまったので、後ろ髪引かれつつパス。
まずは、シェフお勧めの料理から、無難に本日のパス
タ(貝とエビ)をチョイスしました。これは美味い!シーフードの香りとクリームソースとが混ざり合い、塩加減も絶妙。ちょっとチーズの香りがします(嫁さんはチーズが苦手)が、それがまた旨みをきわだたたせます。同行者は、残ったソースをパンにつけて食べていました。ちなみに、パスタの
ゆで加減もきちんとアルデンテでした。
続いて、スープ。私と嫁さんはクラムチャウダーをシェア。これまた絶妙な塩味加減。これまで食べたアメリカのクラムチャウダーは、だいたい塩辛いものばかり。感激してしまいま
した(笑)
同行者は、「せっかくのケイジャン料理だから…」とガンボスープ(ガンボとはオクラのことだそうです。ネット上にもレシピがいろいろとアップされています。)記念に一口味見をさせていただいたのですが、スパイスが強くて、私はパス。まるで、漢方薬のような味です。私はふと、ベラッジオのオーシアターの香りを思い出しました(笑)ローズマリーの香りでしょうか
?
続きまして、サーモンロール(Tempura
Fried Spicy Salmon Roll served with an infused Soy Sauce, Wasabi and
Pickled Ginger)外側のノリの部分がカリカリに揚げたサーモンの皮。脂ののったサーモンを寿司米で巻いて、醤油・わさびでいただきます。これまた絶品。
カリカリサーモンの皮には「やれたっ!」って感じですね(笑)
そして、メイン。我が家は、ガルフシュリンプのロースト。プリプリエビとポテト、トマトなどの野菜。感激!とまではいきませんが、「まぁまぁ
のお味」というところでしょうか。同行者のメインは、魚…。なんていう種類の魚だったかは忘れてしまいました(汗)しかし…これは…。スパイスの味が強すぎて、我が家の口には合いませんでした。
《総括》
エメリルは美味しいです。次回もぜひ行きたいと思っています。ただ、南部料理ということで、料理によってはスパイスが強いため、スパイスが苦手な我々にとって当たりはずれがあるといことを覚悟しておかねばなりません(汗)
